今国内で買える48台を一挙解説!輸入車SUV一覧

国産SUVの人気の高まりを追うように注目されているのが、輸入車のSUVです。世界的な流れで各メーカー、インポーターとも力の入ったクルマを送り出しています。
ここでは、現在日本で正規輸入・販売されているSUVをほぼすべて網羅。
ぜひ試乗や購入を検討する際は参考にされてみてくださいね!
Contents
輸入SUV車紹介
ひと昔前まではセダンこそが輸入車の主役でしたが、今ではすっかりその役はSUVが担っています。ですので、SUVはまさに「そのメーカーの顔」とも言えるでしょう。
それでは各メーカーを象徴するSUVにはどんなクルマがあるのか、早速見ていきましょう。
メルセデス・ベンツ
GLA

メルセデスSUVラインナップのボトムレンジを担うクルマが、GLAです。
1.6リッターor2リッター直噴ターボ車を揃えており、AWD車である「4MATIC」には下り急勾配の際自動で車速を調整する「DSR」やステアリング舵角や登坂角等がディスプレイで確認できる「オフロードスクリーン」などを装備し、SUVとしての高い性能を誇っています。
GLC

売れ筋モデルであるCクラスのSUV版とも言えるGLC。
2リッターガソリンエンジンと2.1リッターディーゼルをラインナップしています。走行状況に応じて乗り心地を変えられる「AIR BODY CONTROL」を一部グレードに設定しており、多段化されたATとともに力強くありながら滑らかな乗り味を実現しているのが特徴です。
GLE

かつて「Mクラス」と呼ばれ、北米で好評を博したメルセデスSUV軍団の中核モデルがGLEです。
エンジンは3リッターV6ディーゼルのみの設定となっており、コモンレールシステムやピエゾインジェクター、可変ターボなど最新技術を搭載。最大620Nmという強大なトルクは、重量級のボディを軽々と引っ張っていく頼もしさを持っています。
GLS

後述するGクラスと双璧をなす、メルセデスSUVシリーズのトップに君臨するのがGLSです。
Sクラス譲りの上質なインテリアは、大人7人が余裕を持って乗れる空間を誇っています。メルセデスお得意のAWDシステム「4MATIC」により、どのような状況でも最適なトラクション性能を発揮。道を選ばない走破性と快適性は、まさにSUVの王者です。
G

1979年から販売され、世界中で愛されているゲレンデヴァーゲン。
その血統を受け継ぐモデルがGクラスです。2018年に大規模な変更が行われ、4リッターV8直噴ツインターボエンジンや9速オートマチックなど最新のスペックが盛り込まれました。堅牢な造りはそのままに、モダンになった乗り味になったことでより注目されているのです。
BMW
X1

BMWのSUV(BMWはSAVと呼称)でもっともコンパクトなモデルが、X1です。
1.5リッター3気筒ガソリンエンジンから2リッター4気筒ガソリンエンジン、2リッター4気筒ディーゼルエンジンと実に幅広いエンジンラインナップを誇るのが特徴で、これに組み合わされるトランスミッションも6/8速AT、DCTと実に多彩なものになっています。
X2

Xモデルらしいオフロード性能とスタイリングの美しさを両立したSAC(スポーツアクティビティクーペ)が、X2です。
衝突回避、被害軽減を目指した「ドライビング・アシスト」やスマートフォンと連携できる「BMW・コネクテッドドライブ」を全車に標準装備しており、これからのクルマの進むべき未来をコンパクトなボディに凝縮し、提案しています。
X3

BMWのプレミアムSAVの主役的存在が、X3です。
2リッターのガソリン車とディーゼル車がラインナップされており、それぞれが直噴インジェクターや可変ターボを装着した「BMWツインパワー」を搭載。またM PerformanceモデルであるM40dには「Mスポーツディファレンシャル」が装備され、コーナリング性能が飛躍的に高められています。
X4

Xモデルが持つパワフルさと優雅さを両立させたSACが、X4です。
先代モデル比で55mmほどホイールベースが延長されたことでよりエレガントなボディラインとなり、プレミアム感が増しました。ボタン類にはガルバニック加工(電解メッキ加工)が施されるなど、人が触れる細部にまでこだわり抜くところなどは、まさにBMWといったところでしょう。
X5

これまでのBMWの常識を覆したSAVとしてデビューしたX5も、2013年には3世代目へと突入しました。全車に8速ATが搭載され、このジャンルのパイオニアにふさわしい優れた走行性能を実現しています。
ダイナミックなスタイリングは初代から連綿と受け継がれるもので、止まっていても走りを予感させる存在感にあふれているのも特徴です。
X6

流麗なデザインを誇るBMWのSACが、X6です。
現行モデルは2代目で、3リッター直6と4.4リッターV8ガソリンエンジンが用意されています。高精度な直噴システムにBMWのお家芸であるバルブトロニックが搭載され、パワーと燃費が高次元で両立されているのが特徴です。テレマティクスも最新鋭のものが装備され、快適なドライブが愉しめます。
アウディ
Q2

アウディのSUVシリーズの末弟として2017年にデビューしたのが、Q2です。
コンパクトでありながらソリッド感のある力強いスタイリングが特徴で、日本の道路事情にもマッチしています。3気筒と4気筒の直噴ガソリンターボが搭載され、ダイレクトなシフト感覚を持つSトロニックとともに質の高い走りを実現しているのが印象的です。
Q3

兄貴分であるQ5やQ7の魅力を小さなボディに凝縮したモデルが、Q3です。
2018年の小変更で、2リッター直噴ガソリンターボの最高出力が170PSから180PSへと向上。しかしながら燃費は18%改善し、さらに魅力が増したと言うことができるでしょう。もちろんトランスミッションにはSトロニックを採用し、力強い走りを堪能できます。
Q5

アウディの持つプレミアム感をそのままSUVに昇華させたモデルが、Q5です。
高剛性で軽量なモジュラープラットフォーム「MLB」をさらに進化させた「MLB evo」をベースとし、安全性と高い運動性能を見事に両立させています。もちろん軽くなったことで、燃費性能も飛躍的に向上。優れた経済性も実現している、まさに「SUVの優等生」です。
Q7

アウディのSUVの頂点に位置しているモデルが、Q7です。SUVでありながら運動性能を徹底的に磨いているのが特徴で、重量は先代比-300kg、空力性能はCd値0.31という圧倒的な数値を誇ります。走行状況に応じてコースティング(無負荷状態)に切り替わる8速ティプトロニックが全車に搭載されるなど、燃費向上対策にも抜かりはありません。
フォルクスワーゲン
ティグアン

現在日本で販売されているフォルクスワーゲン唯一のSUVが、ティグアンです。
エンジンは1.4リッターの直噴ガソリンターボ一本で、これにDSGが組み合わされます。AWDモデルである「4モーション」には走行状況によって選べる4つのモードが用意されており、このクルマが見た目だけのクルマではないことを静かに物語っているのです。
ポルシェ
マカン

「ベイビーカイエン」というニックネームで親しまれているポルシェのSUVが、マカンです。
しかしそこはやはりポルシェ。本格的な走りの性能が小さなボディに凝縮されています。アクティブ制御のAWDシステム、PTM(ポルシェトラクションマネージメントシステム)により、常に最適なトラクション制御が行われ安定した走りを実現しているのが特徴です。
カイエン

ポルシェ初のSUVであり、同社の販売ボリュームの多数を占める存在にまで成長したモデルがカイエンです。
搭載エンジンによって「カイエン」「カイエンS」「カイエンターボ」がラインナップされており、いずれも名前の由来ともなったカイエンペッパーのような刺激的な走りの性能が魅力となっています。名実ともに、SUVのキングと言えるクルマです。
ジャガー
Eペース

ジャガーが持つスポーティなイメージとSUVの実用性を兼ね揃えたクルマが、Eペースです。
「INGENIUM」と呼ばれる新世代2リッターエンジンを搭載し、グレードによって180PS版、250PS版、300PS版がラインナップされています。トランスミッションは同社初の9速ATが採用され、ジャガーらしい滑らかで気品ある走りを実現しているのがポイントです。
Fペース

世界的な潮流から、ジャガーが初のSUVであるFペースを投入したのは2015年のこと。初進出のジャンルでありながらボディの80%にアルミを使用するなど、挑戦的な姿勢を見せるあたりは実にジャガーらしいと言えるでしょう。
過去にはプロテニスプレイヤーである錦織圭選手とコラボレーションした限定車を発売するなど、話題性もあるモデルです。
ベントレー
ベンティガ

「ベントレー=ラグジュアリーセダン/クーペ」という常識を打ち破り、SUVに新たな概念を持ち込んだモデルが、ベンティガです。
独創的な6リッターW12気筒エンジンは608馬力、900Nmという規格外のパワーとトルクを発揮し、8速ATと組み合わされます。車体のロールを制御する機構を搭載するなど、贅の限りを尽くした乗り心地も特徴です。
ランドローバー
ディスカバリー

1989年に登場し、現行モデルで5代目となるのがディスカバリーです。
3リッターV6スーパーチャージャー付きガソリンエンジンと3リッターV6ディーゼルターボという2種類のエンジン構成となっています。走行状況に応じてエンジンやデフ、サスペンションのセッティングを変更する「テレイン・レスポンス2オート」を装備しているのが特徴です。
ディスカバリースポーツ

先進のパワーユニットとインフォテインメントシステムを搭載し、プレミアムコンパクトSUVとしての資質を十分に揃えているクルマが、ディスカバリースポーツです。
このインフォテインメントシステムはオプションでさらに拡張が可能で、離れた場所からのドアロックや解除、エアコンの操作ができるようになるなど利便性を向上させられます。
レンジローバー

プレミアムSUVのはしりと言えるクルマが、レンジローバーです。
伝統を重んじながらも最新の技術を惜しみなく投入しているのも特徴で、SUVとしては世界初のオールアルミボディを採用。こだわりに満ちたインテリアもまさにプレミアムという言葉にふさわしいもので、シートの形状や素材に至るまで実に細かい心配りを感じ取ることができます。
レンジローバースポーツ

レンジローバーがラインナップするSUVの中でもっともスポーツ性能に優れたクルマが、レンジローバースポーツです。
もっともホットなグレード「SVR」には、5リッターV8スーパーチャージャー付きガソリンエンジンを搭載。カーボンパーツを装着した仕様も選択できるなど、スポーツを名乗るにふさわしい仕上がりとなっています。
レンジローバーイヴォーク

SUVに新しい風を吹き込んだ存在が、レンジローバーイヴォークです。
世界で初めて9速ATを実用化したクルマとしても広く知られています。この9速ATは燃費に優れているだけではなく、高速域での静粛性の向上にも寄与しているのが特徴です。
都会的なスタイリングは泥臭さを一切感じさせず、スマートな印象を与えてくれるのも好感が持てます。
レンジローバーヴェラール

2017年に登場したランドローバーの新種が、レンジローバーヴェラールです。
同ブランドのクルマとしてはミドルレンジでありながら、徹底したクラフトマンシップを貫いています。機能とデザインを高い次元で両立させ、最新のクルマにふさわしいインフォテインメントシステム「Touch Pro Duo」を全車に標準装備している点も見逃せません。
マセラティ
レヴァンテ

フェラーリよりも長い伝統を誇るイタリアのプレミアムブランド、マセラティ。
同社が唯一生産するSUVが、レヴァンテです。「Q4」と呼ばれるAWDシステムは常に前後に最適なトルク配分を行い、優れた走行性能を発揮します。他のマセラティ車に通ずるデザインアイデンティティを持ち、そのスタイリングはまさに芸術品と言っても過言ではありません。
アルファ ロメオ
ステルヴィオ

アルファ ロメオが満を持して送り出したSUVが、ステルヴィオです。
イタリア北部に位置するステルヴィオ峠の名を授かったこのクルマは、その名に恥じない圧倒的な走行性能が最大の特徴と言えます。内外装もアルファ ロメオらしいスポーティかつ高品質なもので、同社のプレミアムセダンであるジュリアのSUVバージョンとも取れる存在です。
フィアット
500X

フィアットのアイコンとも言える存在である大ヒットコンパクト、500。
そのSUVバージョンが500Xです。500と名乗ってはいますが、大柄なボディはまったくの別物。風格をも感じさせるあたりは、まさにイタリアンデザインの妙と言っても良いでしょう。もちろん中身もDCTや9速ATを採用するなど、技術的アピールにも抜かりはありません。
ランボルギーニ
ウルス

スーパースポーツを得意とするランボルギーニが送り出す初のSUVが、ウルスです。
4リッターV8ツインターボエンジンは、650PSを発生。AWDシステムにはリアにトルクベクタリング機構を装備したものを採用し、スポーティで刺激的な走りを実現しています。最新の安全機構も惜しみなく投入された、まさに「躾の行き届いた猛牛」なのです。
シトロエン
DS7クロスバック

シトロエンのプレミアムブランドである、DS。そのDSブランド初のSUVが、DS7クロスバックです。
1.6リッター直噴ガソリンターボエンジンと2リッター直噴ディーゼルターボエンジンが用意され、アイシンAW製8速ATと組み合わされます。日本製のATが搭載されることで日本の道路事情にもしっかりマッチし、信頼性という面からも安心です。
プジョー
2008

国内で販売されるプジョーでもっともコンパクトな208をベースにしたSUVが、2008です。
1.2リッター3気筒エンジンは110PSを発生し、低回転からのレスポンスの良さが光ります。全車FFであることに注意が必要ですが、上級グレードの「GTライン」にはオールシーズンタイヤが装着され、優れた走破性を発揮してくれる点は要注目です。
3008

2010年にデビューした、プジョー初のクロスオーバーSUVが3008です。
現行モデルは2017年にデビューした2代目で、1.6リッターターボエンジンを搭載。ツインスクロール機構の採用により、伸びやかな加速を実現しています。また環境性能に優れた2リッターディーゼルターボ車も追加され、さらに魅力を増しているのも特徴的です。
5008

プジョーSUVラインナップの中でもっともプレミアムなモデルが、5008です。
Dセグメントに位置しながら、取り回しの良さは弟分の3008に匹敵するレベルである点なども日本で人気を誇る秘密と言えます。
安全装備もフランス車の水準としては高いレベルのものが用意されており、国産SUVと十分に渡り合える内容となっている点も見逃せません。
ルノー
キャプチャー
ルノーのもっともコンパクトなSUVが、キャプチャーです。
同社の新しいデザイン言語である「サイクル・オブ・ライフ」を採用し「冒険の旅」をテーマとしています。
1.2リッターガソリンターボエンジンにはEDC(DCT)が組み合わされ、素早いシフトレスポンスとダイレクトな走りを実現。乗る人の感性を刺激し、個性が際立つクルマです。
カジャー
かつて国内で販売されていたコレオスの実質的後継とも言えるクルマが、カジャーです。
搭載される1.2リッター直噴ガソリンターボエンジンは、小排気量でありながらオーバーブースト機構の採用により2リッター車並みの走行性能を実現しています。またホイールアーチ部に吸音ライナーが装着され、現代のSUVにふさわしい静粛性も獲得しました。
ボルボ
XC40

ボルボ初のコンパクトSUVとしてデビューしたのが、XC40です。
2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、国内でも注目が集まっています。パワーと燃費を両立させた新世代パワートレイン「Drive-E」を採用し、2種類の2リッター4気筒エンジンをラインナップ。もちろん安全装備も充実しており、ブランドの名に恥じない仕上がりです。
XC60

ボルボが本来持つプレミアム性と高い走行性能をクロスオーバーさせたSUVが、XC60です。
中でも特筆すべきは、乗員や車外の人を守る16種類以上の安全装備、運転支援機能を揃えた「インテリセーフ」でしょう。また3種類のステアリングサポート機能も搭載し、まさに「ボルボの走る技術ショールーム」と言っても過言ではありません。
XC90

ボルボの旗艦SUVとも言える存在が、XC90です。
ガソリンエンジンモデルとプラグイン・ハイブリッドモデルが用意され、ともに優れた環境性能と走行性能を誇ります。安全性能もボルボの基準に準じたもので、全方位にわたる高い安心感はこのクルマならではのものです。
4人乗りモデルもラインナップされるなど、プレミアム感も十分に備えています。
キャデラック
XT5クロスオーバー
キャデラックの新世代SUV第一弾となるクルマが、XT5クロスオーバーです。
レーザー溶接や構造用接着剤を使用した新構造のボディは、従来比-90kgのダイエットに成功。乗り心地においても「リアルダンピングサスペンション」が装備され、従来の大味なアメリカ製SUVの常識を打ち破る繊細なボディコントロールを実現しているのが特徴です。
エスカレード
アメリカ国内では「成功者の証」と言われ、ステータスシンボルともなっているクルマがエスカレードです。
強大なパワーとトルクで優れたオンロード性能を発揮するのはもちろんのこと、オフロードの走破性や牽引性能も圧倒的なレベルと表現できます。2017年導入モデルからはATが8速化され、加速性能や燃費性能がレベルアップしました。
シボレー
キャプティバ
GMがグローバルに展開する世界戦略SUVが、キャプティバです。
限定車が非常に多いのが特徴で、過去には車中泊に適したモデルが販売されるなど実にユニークなクルマとなっています。インフォテインメントシステムも最新スペックのものが奢られるなど、決してメジャーな存在ではありませんがお買い得感が非常に高いコンパクトSUVと言えるでしょう。
クライスラー・ジープ
レネゲード

先述のフィアット・500Xとパワートレインを共有する兄弟車が、レネゲードです。
「裏切り者」を意味するその名のとおり、これまでのジープの常識や概念を打破するモダンでクリーンなデザインが特徴となっています。2種類のエンジンと2種類の駆動方式、2種類のトランスミッションが用意され、オン/オフともに快適な走りが愉しめる新世代のSUVです。
ラングラー

「ジープと言えば、このスタイル」とも形容できる伝統のスタイリングを持つクルマが、ラングラーです。
外観はクラシカルですがメカニズムは最新のスペックが盛り込まれており、3.6リッターV6「ペンタスター」エンジンはエンジン負荷に応じてインテークバルブのリフト量を2段階に変化させるなど、高効率化が図られている点がトピックとなっています。
コンパス

ジープブランドの旗艦モデルであるグランドチェロキーをそのままサイズダウンしたようなクルマが、コンパスです。
搭載される2.4リッターマルチエアエンジンは、175PSを発生。23.4kg・mという日常域で扱いやすいトルク特性を実現しています。内外装もプレミアム感に溢れ、ミドルクラスのSUVとしてはトップクラスの安全性能もポイントです。
チェロキー

日本でジープ人気を作り上げた立役者とも言える存在が、チェロキーです。
2018年にマイナーチェンジが行われ、さらに精悍なルックスとなりました。同時にエンジンも新設計となり、アルミを多用することにより軽量化やレスポンスアップを狙ったものになっています。インフォテインメントシステムもアップデートされ、王者に死角なしと言えるでしょう。
グランドチェロキー

ジープブランドのフラッグシップとして君臨するSUVが、グランドチェロキーです。
3.6リッターV6と、クライスラー伝統の6.4リッターV8「HEMI」搭載車がラインナップされています。
旧き良きアメリカ車の伝統と最新のスタイリングを見事にクロスオーバーさせたこのクルマこそ、まさにSUVの理想形と表現することができるでしょう。
輸入車SUVトピック別比較
価格比較
さてここからは、先ほど解説した各車をトピック別に比較してみましょう。まずは価格です。価格帯を「ベーシック」「ミドル」「プレミアム」と3つのセグメントに分け、並べてみます。
ベーシック | ミドル | プレミアム |
801万円~ | ||
~800万円 | ||
~400万円 | ||
Audi Q2, Q3 | Merceds GLA, GLC | Merceds GLE, GLS, G |
ティグアン | BMW X1, X2, X3, X4 | BMW X5, X6 |
FIAT 500X | Audi Q5 | Audi Q7 |
Peugeot 2008, 3008 | マカン | カイエン |
キャプチャー | Jaguar E-PACE, F-PACE | ベンディガ |
カジャー | ディスカバリースポーツ | ディスカバリー |
Volvo XC40 | イヴォーク | レンジローバー |
キャプティバ | ヴェラール | レンジローバースポーツ |
レネゲード | ステルヴィオ | レヴァンテ |
コンパス | DS7 | ウルス |
Peugeot 5008 | エスカレード | |
Volvo XC60, XC80 | ||
XT5 | ||
ラングラー | ||
チェロキー | ||
グランドチェロキー |
ミドルクラスでも500~800万円あたりがボリュームゾーンとなり国産車との差に驚かされるわけですが、下を見てみると300万円台から購入できる手頃なタイプのものも12台ほど存在します。
国産車+αの感覚で乗れるので、満足感は高いと言えるでしょう。
排気量・出力・トルク比較
排気量や出力、トルクの関係はどうでしょうか。以下のグラフにまとめてみました。


ここで気付くのが、車種的に2リッター以下の小排気量車はエコ志向が高く、2リッター以上の大排気量車はパフォーマンス志向が非常に優先されているという点です。
ベンティガやウルスなどは極端なので例外ですが、それでも大排気量車はスポーティに振っている感が高いと考えられますね。ストップ&ゴーの多い都市部などでは、燃費に非常に気を遣わなければならない場面が多くなることでしょう。
サイズ比較
最後に、サイズを比較してみましょう。
コンパクト | ミドル | Lクラス |
(4,500×1800×1,600mm程度) | (5,000×1,900×1,700mm程度) | (5,001×1,901×1,701mm以上) |
Merceds GLA | Merceds GLC, GLE, G | Merceds GLS |
BMW X1, X2 | BMW X3, X4, X5, X6 | Audi Q7 |
Audi Q2, Q3 | Audi Q5 | カイエン |
ティグアン | マカン | ベンディガ |
FIAT 500X | Jaguar E-PACE, F-PACE | ディスカバリー |
Peugeot 2008, 3008 | ディスカバリースポーツ | レンジローバー |
キャプチャー | イヴォーク | レンジローバースポーツ |
カジャー | ヴェラール | レヴァンテ |
Volvo XC40 | ステルヴィオ | ウルス |
レネゲード | DS7 | XC90 |
コンパス | Peugeot 5008 | エスカレード |
Volvo XC60 | ||
XT5 | ||
キャプティバ | ||
ラングラー | ||
チェロキー | ||
グランドチェロキー |
コンパクトサイズと言えども、国産車よりひと回り大きいクルマが多い輸入SUV。しかししっかり選んでみると、キャプチャーや2008など扱いやすい車種もあることに気付きます。
現実的に国内で取り回しが良いのはミドルクラスの車種までで、Lクラスの車種はステータスシンボル的な扱いとなることが多いです。
まとめ
ここまで、一挙に輸入SUVの概要を見てきました。
小さくても存在感のあるこれらのクルマは、所有する喜びを満たしてくれる存在であることに間違いありません。
国産車と同額の予算であれば少し小さなセグメントになってしまいますが、それを補う魅力が十分以上に秘められています。積極的に検討してみる価値はあると言えるでしょう。
その他車種の一覧
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