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ミニ四駆入門!初心者親子のミニ四駆のはじめ方

 2018/02/06 お役立ち  

ミニ四駆の初心者親子向けのはじめ方についてまとめます!

長男がミニ四駆に興味を持ったので、ウン十年ぶりにミニ四駆にチャレンジしてみようと思いました。
子供の頃からすると色々と事情が変わっていたので、改めてはじめ方についてまとめてみますね。

マシンの選び方

まずは、何と言ってもミニ四駆のマシンを買わないことには何も始まりませんよね。

マシンもとんでもな種類のラインナップがあり、大人になって改めてミニ四駆コーナーに行くと面喰うこと請け合いですw

好きなデザインのミニ四駆を買うことが一番であることは間違いありませんが、どういう特徴があるのかを知っておくと、なおいいいですね。

シャシーの種類

ミニ四駆の性能は、シャシーの種類によって大まかに決まります。

私の子供の頃の2,3種類しかなかった時代からはずいぶん増えていますよー

最終的にはコースで走らせてそこそこ「はえーっ!!」思えるくらいにはなりたいと思うので、手っ取り早く速くなるシャーシをチョイスしてみます。

結果的には、新しい世代のものが「手っ取り早い」ということになるのですが、好きなデザインのマシンと合わせて決めてくださいね。

 

MAシャーシ

真ん中にモーターを載せて、前後のタイヤを直接回す「ダイレクトドライブ」という方式が取られている2013年にデビューしたシャーシ。

モーターの軸が両方向に伸びた専用のモーター「ダブルシャフトモーター」(両軸モーターと呼ぶことも)を使う必要があります。

駆動効率の良さと、走行中の気流を考えられたフロア部のデザイン、そして高い剛性が特徴です。

レーシングカーを思わせるフラットなフロアとディフューザー。最低地上高も激しく低いです。

一方で、シャシーが重くなっているところがあり、改造するにあたっては軽量化も重要なポイントとなりますね。

もろに重量物が中心に寄せられていて、ジャンプ中の姿勢がフラットで安定していました。さすが最新のシャーシ。穴開けて軽量化していったら速いでしょうね~。

 

MAシャシーの「ミニ四駆PRO」シリーズは、市販車のようなタイヤが隠れたデザインのボディのモデルが多くラインナップされています。従来のようなバギー型(オープンホイール)のものももちろんありますが、私はレーシングカーっぽいデザインのマシンにひかれちゃいましたね。

ちなみに「ミニ四駆PRO」でも人世代前のMSシャーシを使っているモデルもあるので、買う前に箱をよく確認したいですね。

>>私が使っているMAシャシー「ブラストアロー」についてはこちら

ARシャーシ

リアミッドにモーターを配置してプロペラシャフトで四輪を駆動する、初期のミニ四駆の設計を踏襲したシャーシ。

このシャシーから空気の流れをより考えて設計されており、フロアがディフューザー形状になっていたり、電池やモーターの冷却も考えられています。

なんとフロア側から電池やモーターなどを組み付ける設計になっています。電池カバーがフロアの役目を果たすのですが、しっかりと空気の流れが意識されていますね。

正直空力なんて関係あるのかなと思うのですが…、テクニカルなコースを30~40km/hで駆け抜け、フラットなコースだと40km/h後半にも達すると言いますから、あながち馬鹿にはできないのかもしれません。

モーターの冷却用途のエアインテークまであります。。

剛性や追加パーツも付けやすく、オールラウンダー的に速い優等生。MAシャーシはARシャーシの後継なので、設計思想もよく似ています。

長男の「エアロアバンテ」ですが、ほとんど素組みの状態で激しく車高が低いです。。めちゃ進化してる…。

ARシャーシは「ミニ四駆REV」や「フルカウルミニ四駆」に使われていますが、これらのシリーズにも他のシャーシのものと混在していますので、よくチェックしてみてくださいね。

 

FM-Aシャーシ

現時点で最新の2017年にデビューしたシャーシです。

ARシャーシやMAシャーシと同様にエアロや剛性について意識された設計であることに加えて、フロントミッド(前輪直後)にモーターを搭載するシャーシです。

ジャンプでの姿勢やコーナーの進入でフロントが浮きすぎないため安定した走りが期待できます。個人的には次に買うならFM-Aシャーシだなぁと思っています。

市販車のようなデザインのクルマが多くラインナップされています。市販車はフロントエンジンか大多数であることに絡めてあるのかな…?難点としては、登場から間もないこともあって車種のラインナップが少ないことでしょうか。

 

その他、必要なもの

ミニ四駆は昔から接着剤不要なスナップ式になっていますが、それは今でも健在です。

個人的には、ニッパーの購入をおススメしておきたいです。

それも100均のではなく、模型用のもの。数百円とそう高価ではないですが、仕上がりが格段にきれいになりますので、親が買ってあげて欲しいところですw

その他、電池はもちろん必要ですね。

使い古しの電池があれば「慣らし」に使えるので、ちゃんと組み上げたい場合は用意しておきましょう。

組み立て方

組み立て方はまぁ説明書を読んで組んでいただく他はないです…が。

はじめて組む子供にとっては、グリスアップの加減がわからないのではないかと思いますので、そこをサポートしていただきたいです。

グリスは多すぎても少なすぎてもだめ。

走り込んでいくうちに、適度拭きとって再度グリスアップしたりする必要があります。

グリスは一度塗ったら、指や綿棒などで広げて、手でタイヤを回転させるなどしてしっかり馴染ませます。そのあと、余分なグリスをふき取ることを忘れずに。

ギア同士があたる歯面だけでなく、軸受けやギアボックスのギア側面が当たる箇所など、回転物があたるところ全てに「マジメに」塗ります。エンジンが非力なんですから、細かな抵抗を取ってあげることは大事なポイントです。

取説をよく読んでグリスアップするポイントを押さえていきたいですね。

慣らし

組み立てが終わったら慣らしをします。

ギアの慣らしは上述のグリスアップをする前に行うのが主流になっているようでして。弱った電池で弱めに回して10分から15分。ギアの表面に「あたり」が付くと粉が飛び散っているはずです。

その粉をきれいにふき取ってあげてから、グリスアップをしてみてください。

トップな方達は、モーターの慣らしを順方向と逆方向で行うそう。逆方向は電池を±逆に付ければ行えます。ものによっては電池が逆に入らない場合があるので、クリップなどを使ってうまくやってあげないといけません。

慣らしをするだけで、数秒タイムが変わることもあるミニ四駆の世界、ひと手間かけて素組み(改造しないで組んだ状態)でも差がつくマシンを目指しましょう!

>>グリスアップの方法はこのページが詳しかったです。:「家族ミニ四駆.com」さん

入門改造パーツ

一通り組んで一度コースに出して遊んでみると、他の子達とのあまりのスピード差に唖然とするかと思います。

正直ノーマル状態では、結構遅いので多少パーツを組み込んで見てからが、本当のミニ四駆の面白さが堪能できると思います。

モーターと電池から

まずは、何と言ってもモーター。

モーターにも種類がありますが、バランス型のハイパーダッシュ2モーターなどが最初はちょうどいいのではないでしょうか。

これに電池を充電式のものや、満タンのアルカリ電池に変更すると一段速いマシンが出来上がると思います。

公式の試合では、タミヤ製のバッテリーが必要ですが、まずはどこの電池でも問題はないかと思います。

コースアウト対策のはじまり

モーターと電池を交換した状態で走ると、とたんに平均スピードがあがるかと思います。一方でレーンチェンジやジャンプ、カーブなどでコースアウトしはじめます。

スピードアップの改造と、コースアウトへの対策が基本的なミニ四駆の改造ポイントですね。

コースアウトを防ぐには、ローラーの位置を高くすることや、ブレーキを付ける、マスダンパーを付ける、などがあります。

高い位置にローラーを向けるとミニ四駆がコーナーで傾いて吹っ飛ぶことを防げます。写真は私が買ったキットに付属していたものですが、上級者はさらに高い位置に付けていますね。

ブレーキは、坂を上り始めるときに、わざと地面に擦るような部品を付けて、その抵抗で減速します。

つまり、吹っ飛ぶジャンプポイントやレーンチェンジなどの坂の入り口で少し減速できるようになり、結果的に安全にクリアできるようにするということ。擦る場所のスポンジを変えることで、ブレーキの掛かり具合を調整できます。

最後にマスダンパーは、自由に動く重りを付けることで着地後の車体が安定するパーツです。跳ねようとするエネルギーを重りに預けるわけですね。

これには感心してしいました。

こんな感じで、「スピードを上げる改造 -> コースアウト対策」を繰り返してタイムアップを目指すところからスタートするといいかと思います。

>>ご参考:タミヤ公式のミニ四駆大会のレギュレーション(ルール)

>>マスダンパーの作動原理はこちらが詳しかったです。すごく腑に落ちた。

 

コース

マシンが組みあがったら走らせてみたいですよね。

ミニ四駆ってまっすぐにしか走らないので、家の中で走らせても想像以上にツマんないです。壁に激突して壊れるのがオチ…。

ということで、走らせられる場所を探すか、自分でコースを買うかの2択になりますね。

近所のコースを探す


まず走らせられる場所を探す、について。意外と大き目の家電量販店に設置してあったりします。無料のものが多いですね。

有料のものは数時間数百円で本格的なコースを走らせることができますよ。難しいコースだとすぐにコースアウトしてしまったりしますが、弱点は走らせてみないと分からないもの。

自身がなければノーマルのモーターで走らせればコースアウトすることは少なるなるんじゃないでしょうか。

ミニ四駆コースについては以下のページがおススメです。都道府県別に網羅されていますよ。
>>ミニ四駆コース情報

 

コースを買う

タミヤの公式コースを自宅用に買うこともできます。

お値段は1万円から2万円でオーバルコースとレーンチェンジがあるだけですね。自宅で試走するくらいであれば結構楽しめます。私も子供の頃に持っていたなぁ。。

安売りであれば、6千円から1万8千円程度。店舗で安くなっているのを私は見かけたことないので、買うなら通販の方がリーズナブルかなと思っています。

まとめ

今回はミニ四駆を親子で始めるにあたって知っておきたいポイントをご紹介してきました。

ミニ四駆は、子供のお小遣いではじめられるところがいいですよね。自分のお小遣いと向き合って、頭を使って改造のことを考える。

ゲームもいいけど、こういう工作も楽しいもんです。完成品のラジコンだと、改造というわけにはなかなかいかないですし。 私としては、クルマに興味を持つ一歩となってくれればと願っています。

親子でミニ四駆ライフをエンジョイしましょう!

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