200万円で買えるおススメの中古ミニバン10選!

最近ではSUV人気に押され気味の印象がある、ミニバン。
しかしそれは新車のマーケットでの話で、中古車市場にまで視野を広げてみると未だにミニバン人気は健在といった様相を呈しています。
というわけで今回は、中古のおススメミニバンを特集。しかも200万円以下という条件に絞って、10台の人気車種を解説していきますよ。
「新車は難しいけれど、中古なら…」というヤングファミリーは、必見です!
Contents
200万円以下のミニバン中古車の状況
前述のように近年ではSUV人気が沸騰しているため、ミニバンの中古価格は軒並み下落傾向にあるのが現実です。特に「Lクラス」と呼ばれる大型高級ミニバンは、以前のブーム時よりもかなりお得に購入できるようになりました。
ちなみに大手中古車検索サイト「カーセンサー.net」による2018年6月中旬現在の検索結果では、100~200万円のミニバンは約23,500台。やはり人気は5ナンバークラスのミドル級ミニバンに集中しており、タマ数も豊富なので選びやすいと言えるでしょう。
200万円以下のミニバン中古車探しのポイント
まずミニバンだからという括りは特にありませんが、中古車を選ぶコツとして最初に挙げられるのが「お店選び」。店舗の規模の大小は関係なく、自社で整備工場を持っているところやウィークポイントなども包み隠さず丁寧に説明してくれるスタッフのいるお店は信頼できます。
また多くの方が気にする「走行距離」や「修復歴」ですが、極端に走行距離が少ないのも問題ですし修復歴も第三者機関の調査が入っていて軽微なものであれば目くじらを立てる必要はありません。お得にワンクラス上のクルマも狙える可能性があるので「過走行だから」「修復歴があるから」とすぐに除外してしまうのは、実にもったいない話です。
あとは、用途をしっかりと考えましょう。
「このクルマを買って、何がしたいのか?どんなところに出かけたいのか?」というイメージですね。車種が多彩なだけに迷うところではありますが、自分の家族のスタイルに合った車種選定は非常に大切。
そして維持費もそこそこかかるクラスなので、購入後のお金のシミュレートもしておくとさらに完璧でしょう。
200万円以内で手が届く!おススメの車種10選!
日産・セレナ
5ナンバークラスミニバンの定番中の定番とも言えるクルマが、日産・セレナです。2016年にモデルチェンジがおこなわれ、その人気は衰えを知りません。多彩なシートアレンジや凹凸の少ない室内空間、エンジン出力と燃費のバランスの良さがその人気の秘訣。デザインもギラギラした感じがあまりないので、どんなファミリーにも受け入れられやすいのではないでしょうか。
おススメは、2010~2016年まで販売されていた4代目モデル。タマ数も豊富で、自分だけの1台を選ぶのに迷ってしまうかもしれません。ちなみに少し予算をオーバーしてしまいますが、200~250万円まで予算に余裕があるなら自動ブレーキ搭載グレードも視野に入れられるのがこのクルマの魅力です。
日産・エルグランド
日産の誇る最高級Lクラスミニバン、エルグランドも200万円以下で購入することができます。しかも、現行モデルの初期型を購入することも十分に可能なんです。この現行モデルから駆動方式がFF(前輪駆動)に変わったことで、フロアの低床化と広い室内空間の確保に成功。エクステリアも伸びのあるデザインとなり、一層ラグジュアリー感が強調されています。
おススメは、2010~2011年式の2.5リッターエンジン搭載モデル。3.5リッターモデルに比べて維持費も安く、パワー・トルクともに不満は見られません。見た目もよほどクルマに詳しい者でなければ最新モデルとはほとんど見分けがつかないくらいなので、周りから中古車に見られることもほとんどないのではないでしょうか。
トヨタ・ノア(ヴォクシー)
セレナと人気を二分するトヨタのミドルサイズミニバンが、ノア(ヴォクシー)です。ノアとヴォクシーは兄弟車というのは、ご存知の方が多いでしょう。
若いファミリーに人気があるのは、メッキやエアロパーツなどでカスタムされたグレードのあるヴォクシーの方です。最新モデルの販売の主力はハイブリッド車ですが、中古車では依然2リッターのガソリンエンジン車が多く並んでいます。 予算200万円でも現行モデルの初期型(2014年~)を視野に選んでいくことが可能なので、かなりお買い得なクルマと言えるでしょう。
気になる燃費も16.0km/lとこのクラスとしては標準的な数値と言え、購入後の維持費もぐっと抑えられそうです。収納スペースも豊富で、使い勝手にも優れているのも見逃せません。
トヨタ・アルファード(ヴェルファイア)
高級ミニバンというジャンルをエルグランドとともに築き上げた功労者(車)であるトヨタ・アルファード(ヴェルファイア)も、今ではアンダー200万円で狙うことができます。
おススメは、2008年より販売された2代目(ヴェルファイアは初代)モデル。エンジンは2.5リッターでも十分な加速力を見せてくれます。燃費の面でも、3.5リッターモデルよりぐっと現実的です。2車の大きな違いはエクステリアのデザイン程度なので、ここは好みと予算で選んでもまったく問題はありません。
快適さを徹底追及したインテリアは、まさにファーストクラスの佇まい。長距離の移動が多いファミリーには、まさにこの上ない選択となるでしょう。「究極のおもてなし」を体感できます。
トヨタ・エスティマ
「天才タマゴ」のニックネームで知られるロングセラーミニバンが、トヨタ・エスティマです。特徴的なワンモーションフォルムは現代のミニバンの水準では少し室内の圧迫感が気になりますが、それでもセダンやワゴンと比較すると十分な空間が確保されています。
おススメは、現行モデルでもある3代目。2016年に大規模なマイナーチェンジがおこなわれましたが、中古市場に多く出回っている程度の良いモデルは2009~2013年式が中心になっています。ビッグマイチェン以前のモデルは安全装備などの面では今どきのものに劣っている部分があるのは確かに否めないところですが、低いフォルムによる抜群の高速安定性はほかのどんなミニバンよりも安心して運転できます。
トヨタ・プリウスα
量産ハイブリッドの先駆けであるトヨタ・プリウスの派生車種として、2011年にデビューしたのがプリウスαです。販売のメインはラゲッジスペースが広く使える5人乗りですが、7人乗りも用意されています。
ハイブリッド車と言えば中古車でも少し価格が高めなのでは?というイメージがあるかもしれませんが、このクルマの 初期モデルは平均車両価格150万円となっており非常に狙い目の車種 と言えるでしょう。
ステーションワゴン風のフォルムですので3列目シートへのアクセスが少し面倒であるというところが難点ですが、緊急時以外はあまり使用しないというユーザーにとってはお買い得なクルマであることには間違いありません。
候補に加える価値のあるクルマです。
スバル・エクシーガ
オペル・ザフィーラのOEM車であったトラヴィックの後を継ぎ誕生したのが、スバル・エクシーガです。
レガシィの流れを持つということもあり、ステーションワゴンのようなスタイリッシュなルックスでミニバンらしさが排除されている点はなかなか好印象と言えるのではないでしょうか。もちろんこれは見た目だけを狙ったのではなく、低重心が特徴の水平対向エンジンとスバルが誇るAWDシステムが組み合わさることで卓越した走りを実現するために計算されたパッケージングなのです。
もちろん乗員の快適性もしっかりと考えられており、広いグラスエリアと後席になるにつれ座席が高くなることで視界を確保した「シアターレイアウト」と呼ばれるシート配列となっています。
ホンダ・ステップワゴン
セレナ、ノア(ヴォクシー)と並ぶ「5ナンバーミニバン御三家」のうちの1台が、ホンダ・ステップワゴンです。現在ではホンダの屋台骨を支えるまでの車種に成長し、非常に人気の高いモデルとなっています。
アンダー200万円という予算で考えた場合、候補としては2009~2015年に販売された4代目モデルがメインになってくるでしょう。しかし2015年より発売されている現行モデルの初期型も、まだタマ数は少ないですが狙うことが可能です。サブドアである「わくわくゲート」は、一度使うとその利便性の高さに誰もがきっと驚くことでしょう。そして1.5リッターVTECターボエンジンとCVTのマッチングも素晴らしく、快適なロングドライブが愉しめます。とてもバランスの取れた1台です。
マツダ・MPV
スポーティな車種を多く展開している、マツダ。そのマツダで販売されていたハイクラスミニバンが、MPVです。このMPVも例に漏れず、走りの実力は目を見張るものがあります。
狙い目は、2006年から販売された3代目モデル。2代目より継承されたワイドなフォルムは高級感があり、フロアも低いため乗り降りが非常に楽なのもポイントです。また乗り心地に関してもリアにマルチリンク式サスペンションを採用しているため、安定性に優れています。
左右スライドはもちろん、最大330mmの前後スライドができるセカンドシートが備わり、パッケージングも秀逸。さらに快適な空間を実現した「スーパーリラックスシート」仕様も用意されていたため、こちらを狙うのもアリでしょう。
三菱・デリカD:5
ミニバンとSUVのいいトコ取りとも言える三菱のミニバンが、デリカD:5です。現在もマイナーチェンジを繰り返しながら販売されているロングヒットモデルで、コアなファンが非常に多いことでも知られています。
広い室内はもちろんですが、やはり注目したいのはその高い走破性。普通のミニバンでは入れない林道や山の奥地でも怯むことなく入っていけるタフネスさは、非常に頼りになるところでしょう。クリーンディーゼルがラインナップされているのも強みで、粘りのあるトルク特性と燃費のバランスはさすがディーゼルと言ったところです。
車高が高く乗り降りにコツがいるのは難点ですが、低床・低重心の最近のミニバンにはない多くの可能性を秘めているのではないでしょうか。
まとめ
アンダー200万円で購入可能なミニバン10台を取り上げてきました。皆さんの気になる車種は、あったでしょうか。
これ以外にも多くの車種があり迷うところですが、先述のように目的や用途を意識していけば車種は自ずと絞り込まれます。市場の動向をしっかりウォッチしていきながら、ぜひご家族にピッタリな「最良の1台」を選んでみてください。
今購入すれば、子供たちの夏休みにも十分に間に合います。ミニバンで、家族の思い出をたくさん増やしていきましょう!
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