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新型CR-Vとエクストレイル、アウトランダーを比較!三列シートSUVとしての評価は?

ついに8月30日に発表・発売された、ホンダ・新型CR-V。シリーズ初のハイブリッドが設定されるということで期待が高まっていますが、ガソリン車に3列シートの7人乗りグレードが設定されるという点も大きなトピックとなっています。

3列シートのSUVで思い浮かべるクルマといえば、三菱・アウトランダーや日産・エクストレイルなどがありますね。

今回は、それらのライバルと新型CR-Vを徹底比較。本当に使いやすいクルマはどれなのかを考察していきます。

ぜひ参考にしてみてください!

新型CR-Vとアウトランダー、エクストレイルのボディを比較

サイズ

これまでの記事(『新型CR-Vの7人乗り、3列シート仕様を詳しく解説!』など)に新型CR-Vのボディサイズを記載してきました。

ここでは、アウトランダー・エクストレイルのボディサイズを比較しやすいように表にまとめてみました。

CR-Vアウトランダーエクストレイル
全長4,6054,695 4,695
全幅1,8551,8101,820
全高1,6801,7101,740

いずれの2台も新型CR-Vより全長が長く、全幅は若干タイトな設計となっているのがわかりますね。実はこの2台はセダンでたとえるとちょうどメルセデス ベンツ・Cクラスとほぼ同じディメンションですので(全高を除く)、SUVとしては取り回しが良い方だと言えます。

ただその2台よりも全長が短い新型CR-Vは見た目的にもコンパクトに見え、女性やビギナーでも運転しやすい安心感を抱かせてくれるかもしれません。

全長の違いはホイールベースの違いにも当然表れており、新型CR-Vは2,660mm、アウトランダーは2,670mm、エクストレイルは2,705mmとなっています。サイズ的に考えるとエクストレイルがもっともロングホイールベースなのですが、これは居住性ももちろんですが走行安定性の向上も狙ったものと考えられるでしょう。

重量

新型CR-Vの7人乗りの車両重量は、1,590~1,680kgとなっています。先代モデルが1,460~1,540kgであったことを考えると昨今の厳しい衝突安全などの要求から重量の増加は避けられなかったようですが、これによりマイルドかつ重厚な乗り味を表現することが可能になったと言えます。

また燃費を心配する声も聞かれますが、ドライバーが注意して運転すればそれほど気になる違いは出ない範囲です。

一方アウトランダーの車両重量は1,560~1,570kgで、エクストレイルの車両重量は1,530~1,590kg。こうやって比較してみると、新型CR-Vはやや重量級であることがわかります。

しかし前述のようにSUVにとって重いことは決して悪いことばかりではなく、クルマの存在感や風格を醸し出すのにひと役買ってくれたりもするのです。特に新型CR-Vは先代に比べて車格が上がりましたので、キャラクター的にもちょうどいいのではないでしょうか。

居住性

新型CR-Vのシート構成
3代目エクストレイルのシート構成
2代目アウトランダーのシート構成(引用元: 三菱自動車公式サイト)

2列目

新型CR-Vの2列目シート

一般的には2列目シートの居住性については、ホイールベースの違いがかなり影響する部分となります。新型CR-Vのホイールベースは2,660mm、アウトランダーは2,670mmでエクストレイルは2,705mm。いずれの3台も2列目は標準的な大人が乗っても圧迫感を感じることはなく、膝のスペースもしっかりと取られているため不満はないと言えます。

数値上は新型CR-Vのホイールベースがもっともショートですが一般論はここでは当てはまらず、ライバル2台とほぼ同じレベルの快適性は確保されています。

3列目

新型CR-Vの3列目シート

結論から言ってしまえば、3台の3列目の居住性はほぼ同等です。

新型CR-Vもエクストレイルも、2列5人乗りとボディを共有するという制約から3列目シートのスペースの余裕はあまり感じられません。またアウトランダーは全車7人乗り(PHEV仕様を除く)ですが、こちらも取り立てて3列目が快適という印象はないです。

3台とも座り方に大きな違いはなく、試しに身長175cmの男性が座ると「体育座り」的ポジションになってしまって長距離の移動はかなり苦しいことがすぐにわかります。

こういったことからこれら3台の3列目は、あくまでも緊急用と割り切ったほうが良いでしょう。

荷室

3列目収納時

新型CR-Vの3列目収納時のトランク

いずれの3台も3列目シートはコンパクトに格納でき、フラットなラゲッジスペースを実現しています。ただアウトランダーやエクストレイルがワンアクションでこのフラットなスペースが作れるのに対し、CR-Vはラゲッジボードの高さを調節する必要があってひと手間かかるのが難点。慣れるまでは若干面倒だと思うかもしれません。ちなみにスペース効率にもっとも優れるのはアウトランダーで、

9インチのゴルフバッグを4セット収納できます。

2列目収納時

新型CR-V 2,3列目収納時のトランク

ここで3台の室内長を比較してみましょう。

新型CR-V2,520mm
アウトランダー2,580mm
エクストレイル2,555mm

このように、ほぼ横並びであることがわかります。

1列目のスペースも3台とも大差はありませんので、2列目収納時のラゲッジの広さもそれほど違いは見受けることはできません。いずれのクルマもフラットなラゲッジとなっており、荷物の積み降ろしはSUVとしては楽な部類に入ります。

アウトランダー、2,3列目収納時

詳しく見ていくと新型CR-Vの最低地上高は200~210mm、アウトランダーは190mm、エクストレイルは205mmですので、ここでもアウトランダーが若干ですが優位と取ることもできます。

タイヤサイズ

アウトランダーには16インチや18インチが用意されているのに対し、新型CR-Vとエクストレイルの7人乗りには18インチタイヤ&アルミホイールが標準で装着されます。

単に乗り心地という面のみで考えると、確かにアウトランダーの16インチ仕様は魅力的に映ります。しかし最近のタイヤの性能の進化は著しく、18インチであっても16インチとほぼ遜色ない乗り味を実現しているのが特徴です。

また高インチタイヤは見た目もスタイリッシュで都会的な印象になるので、あとは好みの問題とも言えるのではないでしょうか。

新型CR-Vとアウトランダー、エクストレイルのパワーユニットを比較

燃費

いずれのクルマもWLTCモードでの燃費はまだ公表されていませんので、ここでは従来のJC08モードでの燃費にて比較してみることにしましょう。

まず新型CR-Vですが14.6~15.4km/l、続いてアウトランダーは14.6~16.0km/l、エクストレイルは15.6~16.4km/lとなっています。若干の差はありますが、ほぼ横並びの数値であると考えて差し支えないでしょう。

3台とも使用燃料はレギュラーガソリンですので、経済性は抜群。ここは好みで選んでも良さそうですね。

出力

新型CR-Vに搭載されるL15B

新型CR-Vに搭載されるパワーユニットは「L15B」と呼ばれるもので、レギュラーガソリン仕様とハイオクガソリン仕様が存在し、前者がシビックセダンやステップワゴンに、後者がシビックハッチバックに搭載されています。

このうち新型CR-Vに搭載されるのはレギュラーガソリン仕様の「L15B」で、最高出力は190PS/5,600rpmを発生。

一方アウトランダーのFF車に搭載される4J11の最高出力は、150PS/6,000rpm。AWD車に搭載される4J12は169PS/6,000rpmとなります。

そしてエクストレイルはというと、搭載されるMR20DDの最高出力は147PS/6,000rpmです。

数値を見てわかる通りもっともパワフルなのは新型CR-Vですが、それが前述の燃費に影響するかたちになっているのは否定できない事実でもありますね。

トランスミッション

いずれの3台も、トランスミッションにはCVTを採用。滑らかな変速フィールで、快適なドライブを実現します。

レシオカバレッジ(最ローのギヤ比÷最ハイのギヤ比。この数値が大きいほど走行性能などを改善することが可能で、ギヤスプレッドとも呼ばれる)も6.5~6.9と広く取られており、このあたりも燃費などに非常に効いてくる要素です。

AWD機構

新型CR-VのAWD機構は、ホンダ独創の「リアルタイムAWD」を搭載。悪路はもちろんのこと雪道などでの高い走破性と、従来モデルと比較して燃費の改善がなされている点が大きなポイントとなります。また、前後のトルク配分を緻密に制御する新しいシステムが搭載されているのもトピックです。

一方アウトランダーには、こちらも三菱のお家芸とも言える「S-AWC」機構を採用。電子制御AWDをベースに「AYC(アクティブヨーコントロール)」や「ASC(アクティブスキッドコントロール)」、ABSを統合制御して「意のままの走り」を実現しています。

そしてエクストレイルは「インテリジェント4×4」というシステムが装着され、綿密な前後トルク配分とヨーモーメントコントロールにより安定性の高い走りを可能としているのが特徴です。

新型CR-Vの快適装備

新型CR-Vのサンルーフ

快適装備についてはどうでしょうか。

現状新型CR-Vではサンルーフのみ、本革シートのみといったオプションはなく、グレード別にサンルーフや本革シートなどがセットで設定される体系となっています。

サンルーフについてはアウトランダーやエクストレイルでも選ぶことはできますが、本革シートについてはエクストレイルでは設定自体がありません(アウトランダーには一部グレードにてオプション設定あり)。ここはクルマのキャラクターの違いと言うべきでしょう。

また新型CR-Vのルーフレールは、タイプ別装備となっているところも注意すべき点です。

サウンドシステムはアウトランダーにはロックフォードフォズゲート製の9スピーカーが、エクストレイルには日産オリジナルのナビシステム+4スピーカーがオプション設定されていますが、新型CR-Vについてはホンダ車の用品を担当しているホンダアクセスのオリジナルブランド「Gathers」の7インチワイドサイズナビゲーション+8スピーカー(4スピーカー+4ツィーター)が標準装備。

現状ではオプションでもオーディオシステムの拡張ができないのが非常に残念なところです。

新型CR-Vの安全装備

新型CR-Vには、予防安全デバイスである「Honda SENSING」が全車標準装備となります。全車速域対応のACCや自動ブレーキを統合制御することで、ドライバーの負担が減るようになるのは嬉しいポイントと言えるのではないでしょうか。

自動車アセスメントの評価はまだ出ていませんが、衝突安全性能に関してもクラストップレベルのものになることは想像に難くありません。

アウトランダーにも、セーフティサポートシステムである「e-Assist」が全車標準装備。自動ブレーキをはじめとする4つのシステムから構成され、安全運転に寄与しています。

一方エクストレイルのセールスポイントといえば運転支援技術「プロパイロット」なのですが、残念ながら7人乗りグレードには設定がありません。ただ必要最低限の安全運転支援装備は標準で備わっていますので、あとは何をクルマに求めるかということ次第でしょう。

歩行者保護という観点については、新型CR-Vは歩行者を傷つけにくいエッジの少ないデザインで対応。スバル・インプレッサのような歩行者エアバッグのような保護デバイスは現状では用意されていませんが、将来的には上級車種に搭載されている「ポップアップフード」のような装備が採用される可能性は考えられます。

新型CR-Vとアウトランダー、エクストレイルの価格を比較

価格は新型CR-Vが3,421,440~3,814,560円(7人乗りFF車の場合)、アウトランダーが2,668,680~3,083940円(FF車の場合)、エクストレイルが2,621,160円(7人乗りFF車の場合)となっています。

価格的には新型CR-Vが飛び抜けており、ここでは3台は直接的なライバルとはあまり言えないようです。しかし充実した装備や設計年次、安全デバイスやリセールバリューという面から考えると、やはり少々高くても新型CR-Vの優位性は揺るぐことがありません。

正直な話として値引きはまだ渋いですが、それでも新型CR-Vを積極的に選ぶ理由はあると言えそうです。

まとめ

ついに街を走り出した、新型CR-V。価格の差はあれど今は多くのライバルがひしめいており、まさに「SUV戦国時代」といった様相を呈しています。

どこにプライオリティを置くかでいろいろなことが大きく変わるのがクルマ選びの醍醐味ですが、魅力的なクルマがまた1台加わったことで嬉しい悩みが増えたとも言えそうですね。

季節はいよいよ秋に入り、家族での行楽イベントがより楽しいものになっていきます。そんな時こそ、魅力的なSUVで思いっきり楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと家族の笑顔が増えること間違いなしですよ。

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