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100万円で買えるおススメの中古ミニバン10選!

 2018/07/21 ファミリーカー情報  

○○万円で買えるおすすめ中古車シリーズ、第3弾は100万円以下で買えるミニバンについてピックアップしていきます。

クルマの程度の差がとても大きいこの価格帯、しかし押さえるべきポイントをしっかりと押さえていればとてもお得な買い物ができるのが美点です。車種も豊富にあり、迷ってしまうかもしれませんね。

それでは早速、厳選したおススメの10台を見ていくことにしましょう。

100万円以下のミニバン中古車の状況

先述したように、この価格帯は非常に豊富な車種と程度の良し悪しが激しいのが特徴です。

2018年7月中旬現在、大手中古車サイトでの100万円以下のミニバンの在庫は、何と29,000台。年式に関してはばらつきがありますが、おおむね市場に並んでいるのは2000年代に人気を集めたクルマたちです。

まさにこの時期は、ミニバン黄金期。各メーカーとも力を入れて開発していたこともあって、機能的にも現代のミニバンの基礎を築き上げた名車が名を連ねます。

確かにデザインは一時代前の雰囲気を醸し出してはいますが、使い込んでいくほどに馴染んでいって味が出る…そのようなヴィンテージ感がまた魅力と言えるかもしれません。

100万円以下のミニバン中古車探しのポイント

100万円以下で広々室内のミニバンが買えるというのは確かに大きな魅力ですが、安さに飛びつく前に気を付けておきたいポイントをいくつかご紹介しましょう。

まずは大前提として、ネットオークションやネットフリマなどでの購入はできるだけ避けたほうがベターです。流通コストをカットしているため市場価格よりも安いのは惹かれるところですが、出品者とのトラブルや故障に関するサポートなどを考えると慎重にならざるを得ないですよね。

やはりクルマは、じっくり現物を見て決めたいもの。ご自分の目と足を駆使し、候補に挙げているクルマ以外にも多くの車種を確かめてみることを強くおススメします。

また、部品の供給に関しても事前にチェックしておきましょう。

低年式のクルマが多い価格帯ですので、いざ修理となった場合に困るのが「部品がない」という可能性もありえるということ。車種によっては流用が利くものもありますが、そうでないものもあります。

新車ディーラーで教えてもらうことも可能ですので、気になる部品に関してはあらかじめ調べてからクルマを購入するのが望ましいでしょう。

100万円以内で手が届く!おススメの車種10選

ではここから具体的に、100万円以下のおススメミニバンを見ていくことにしましょう。メジャーな車種からマニアックなものまで、ギュギュッと10台集めてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

トヨタ・パッソセッテ

「…どんなクルマだっけ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

2008年から2012年まで販売されていた、トヨタの小型ミニバンがパッソセッテです。

その名の通りパッソシリーズの7人乗り版として開発されたクルマで、小型ミニバン需要が急速に高まりつつあるところを狙って売り出されました。「広くて使いやすい、7シータースタイリッシュコンパクト」をコンセプトとし、当初はシエンタの後継車種というポジションを担っていたのはあまり知られていないエピソードです。

しかしその後シエンタはマイナーチェンジをおこない、延命。一方パッソセッテは車種整理の対象となります。ただクルマの出来は非常に優秀で、ライバルにも決して劣らないパッケージングを誇っていました。

ホンダ・エディックス

ミニバンの常識とされていた3列シートをあえて採用せず、3人掛け×2列シートという非常にインパクトの強いレイアウトを採用してクルマ好きの話題をさらったのがホンダ・エディックスです。

そのスタイルはミニバンというよりも背の高いステーションワゴンといった感じで、ミニバンに拒否感を持つユーザーに広く受け入れられました。ホンダが得意とする低床・低重心コンセプトで、走りもキビキビとしていたのが魅力です。

シートは全席独立タイプとなっており、前中央シートにも安全にチャイルドシートの取り付けができるのはファミリーには非常に嬉しいところ。販売期間は5年と短命に終わりましたが、代わりがいないオンリーワンの存在ということで中古市場で根強い人気を誇っています。

ホンダ・ストリーム

5ナンバーロールーフミニバン人気の火付け役と言えば、ホンダ・ストリームをおいてほかにないでしょう。

2000年に発売された初代は爆発的人気となり、トヨタ・ウィッシュなど多くのフォロワーを生み出したのはご存知のとおりです。ミニバンとは思えない高いレベルの走行性能、機能的なインテリアなどすべてにおいて絶妙なバランスでまとめ上げられていました。

2006年にはフルモデルチェンジが施され、2代目へと進化。さらにパッケージングや走りの完成度が高められ、スタイリッシュなフォルムとあいまってこちらも人気がありました。後期型では5人乗りのスポーティグレード「RST」も登場し、ステーションワゴン的な使い方もできるようになっているのがポイントです。

日産・ラフェスタ

 

日本でのミニバンの先駆けとされる、日産・プレーリー。その後継車というポジションに位置していたクルマが、ラフェスタです。2004年に登場し、2012年まで販売されていました。

無垢の塊をナイフで切り落としたようなシンプルなフォルムでありながら、デザインは非常に見どころの多いものでした。内装もポップなつくりになっており、ボタンやレバーの配置などが女性ドライバーに優しい設計となっているのが魅力です。

2011年には、売れ筋グレードの「ハイウェイスター」がフルモデルチェンジ。流麗なデザインと燃費性能に優れたエンジンがセールスポイントで、中古市場でも抜群の人気を誇っています。走りの安定感もあり、セダンやステーションワゴンからの乗り換えにもピッタリのクルマです。

マツダ・プレマシー

かつてマツダが販売していたロールーフミニバンが、プレマシーです。初代は1999年にデビュー。ファミリアをベースとした、コンパクトで実用性の高いクルマとして人気を博しました。

そして2006年には2代目が、2010年には3代目へとモデルチェンジ。特にこの3代目は非常に人気が高く、中古車市場でも多く出回っています。オリジナルのアイドリングストップ機構「i-stop」により、燃費や環境性能が大幅にアップ。

もちろんミニバンとしての機能性にも優れ、リアの両側スライドドアは乗降性の向上に寄与しています。そしてシートアレンジも多彩なものになっており、使い方が広がるのも楽しみ。今回取り上げた10台で、価格とクオリティのバランスからもっともおススメと言えるクルマです。

ダイハツ・ブーンルミナス

ダイハツの小型車であるブーンをベースにした7人乗りの小型ミニバンが、ブーンルミナスです。

写真を見てもわかる通り、トヨタ・パッソセッテとはOEM関係にあります。アトレー7の事実上の後継車で、マレーシアでは「アルザ」という名前で売られていたためアジア戦略車としての側面も持っていたと言えるでしょう。

エンジンは1.5リッターの直列4気筒が搭載され、これに4速ATが組み合わされています。グレード構成は非常にシンプルで普及グレードが2種類、カスタム系グレードが1種類の計3種類となっていました。

ミニバンとしての基本性能の高さは言うまでもなく、ミュージックサーバーが全車に標準装備されるなどエンターテインメント機能も非常に充実した1台となっています。

パッソセッテは安全装備(カーテンエアバッグなど)が充実、ルミナスの方はミュージックサーバーなどアメニティが充実という棲み分け。ルミナスの方が残念ながら売れなかったため、希少性を重視してルミナスを選ぶというのも面白いですね。

クライスラー・ボイジャー

ミニバン先進国であるアメリカを代表するクルマが、クライスラー・ボイジャーです。

本国ではダッジブランドにて「キャラバン」というネーミングで販売されていました。クライスラーの会長を務めたリー・アイアコッカ氏の企画により生み出されたクルマで、国民的ミニバンとして高い人気を得た車種です。日本では1997年より導入が開始され、そのサイズ感と価格のバランスからマニア的な注目を集めました。

おススメは2001年から販売が開始された、4代目。パワースライドドアやパワーテールゲート、DVDシステムなどが標準で装備され、快適性が非常に向上しています。

クライスラーの販売網は日本では充実していなかったという点が気になりますが、専門のショップなどを頼ると良いでしょう。

メルセデス ベンツ・Rクラス

グローバルでのミニバン市場の成長を受けて、主に北米市場での販売を主眼に置いたクルマがメルセデス ベンツ・Rクラスです。

流麗でダイナミックなエクステリアは、当時販売されていた初代CLSなどの流れを汲むもの。余裕のあるボディには3列6人乗りのレイアウトが採用され、乗る人すべてをやさしく包み込んでくれます。

エンジンは3.5リッターのV型6気筒と5リッターのV型8気筒が用意され、いずれも「7G-TRONIC」と呼ばれる7速ATと組み合わされることにより滑らかな走りを実現。もちろん安全装備もメルセデスということで充実しており、全席にフォースリミッター付きシートベルトプリテンショナーが装備されています。

ルノー・グラン セニック

ルノーを代表するCセグメント車である、メガーヌ。そのメガーヌをベースとしたミニバンが、グラン セニックです。

5人乗りのセニックの上級車種として企画され、7人乗りのシートレイアウトとなっているのが一番の特徴となります。2列目は独立したシートレイアウトで、3列目は床下に格納できるため、ラゲッジを広く使うことが可能です。

乗り味はルノーらしいカッチリとしていながらしっとりとしたもので、日本車にはないものとなっています。タマ数が少ないのが難点ですが、このほかではちょっと味わえないライド感を求めるのであれば、探す価値は大いにあると言えるでしょう。

 他人と絶対に被りたくない…というおしゃれな方に強くおススメしたい1台です。 

フィアット・ムルティプラ

ひとことで表すなら「強烈な個性の塊」。そういうイメージにふさわしいクルマが、フィアット・ムルティプラです。

通常のミニバンは3列シートが常識ですが、何とこのクルマは3人×2列という非常にユニークなシートレイアウトを採用。このため全長が4mほどでありながら、車幅が約1.9mもあるというエクセントリックなエクステリアとなっています。このため見た目が非常にキャッチーで、特に前期型はほかの誰とも似ていない個性あふれるものに仕上がっているのが特徴です。

エンジンはやや非力ですが、MTを駆使すればとても軽やかに走ってくれます。唯一の欠点は、ATの設定がないという点。それを除けばクルマ好きの心を大いに満たしてくれる無二の存在と言えるでしょう。

まとめ

ここまで、100万円以下で手に入れることのできるミニバンを10台見てきました。

ミニバンというとどうしても定番の車種に目が行きがちですが、クルマが好きならこだわり抜いて選びたいもの。

家庭の事情などでミニバンを選ばざるを得なくなった方でも、諦めることはありません。個性的なクルマは、市場にたくさんあふれています。ぜひ多くのクルマに触れて、納得のいく1台を選んでみてください。

きっと、家族の笑顔も増えること間違いなしです。

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