電子雑誌・電子書籍に快適なスマホ、タブレットを検証!おすすめを紹介します

電子雑誌や電子書籍を読むのに快適なスマホ、タブレットのおススメってどんな端末?という疑問を解消!
画面の大きさごとの見え方の違いや、持ち運びや通勤/通学での大きさ・重さ・使い勝手について検証しました。
私自身、Amazon Kindle、Kindle Unliited、楽天マガジンを毎日読んでるヘビーユーザーで様々な端末で読みました。今回は自宅・通勤で実際に使用した感想を交えながらご紹介していきます!
Contents
4つの比較対象を用意
今回検証に用意したのは、5インチのスマホ、7インチと10インチのタブレット、
さらに実際の紙雑誌(物理雑誌)です。
iPhoneがモデルによって違うものの5インチ前後、最大でも話題の「iPhone Xs Max」の6.5インチ。
iPadも通常モデルが10インチ前後、大き目のモデルでもiPad Proの12.9インチとなっています。
iPadやiPhone派の方も各画面の大きさをイメージしやすい、代表的な画面サイズ
のラインナップではないでしょうか。
モデルはご参考までに以下の通り。
機種 | 画面サイズ | 解像度 |
---|---|---|
HUAWEI nova lite | 5.2インチ | FHD 1920×1080 |
HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro | 7インチ | FHD 1920×1080 |
Amazon fire HD 10 | 10.1インチ | FHD 1920×1200 |
全て実売価格が1~2万円の割安なモデルばかり。しかしながら十分実用に耐え、活躍してくれている機種達です。
画面の大きさの比較

最初はみなさん一番気になるであろう、画面の大きさ毎の見え方の違いから比較していきます。
電子書籍はフォントのサイズが見やすいものに変えることができる場合がほとんどですので、比較は電子雑誌を使って行っていきます。
使う雑誌は、三栄書房の「CX-8のすべて」。

まず最初の写真は同じページを、全体表示させて比べました。
記事内の写真は置いておいて、文字の大きさに着目してください。
5インチのスマホは正直読むのが厳しいレベル、7インチタブレットはギリギリ読める程度、10インチは割と普通に読めるという感覚です。
端末のラインナップがすべてフルHD(1920×1080)なのには理由があります。
紙面でさえ小さめのフォントが多用される雑誌を読むのに、さらに表示面積の狭いスマートデバイスでは、HD(1280×720)では文字が潰れて読みにくいんですよね。
電子書籍主体ならともかく、電子雑誌を読むならフルHD以上の解像度をおすすめします。

次の写真では紙雑誌と同じフォントサイズに合わせてみました。
同じ文字の大きさなんだから、当然読むのは苦になりません。
しかしスマホの5インチだとルーペ越しに読んでいるような気分になります。読むときの視線の移動に合わせて、ドラッグしながら読むことになるんですね。
7インチになると動かし続けるという感覚はありません。数段落表示できるため、誌面の気になる箇所にフォーカスして読むというイメージです。
10インチになるとほとんど雑誌を読んでいる感覚に近く、場合によっては拡大
せずにも読めるでしょう。
大きさの比較

次に端末自体の大きさを比較してみます。
読むときの持ちやすさもそうですし、持ち運びのしやすさも結構差があります。
読みやすさも重要なのですが、長時間持ち続けて読まなければならないし、ページめくりや拡大などの操作のしやすさも快適さに直結します。
電子書籍・電子書籍は、持ち運びしてどこでも読めることが大きな特徴。持ち運びのしやすさもぜひ考慮して選んでみてください。
5インチスマホ

当然と言えば当然ですが、一番しっくりくるし、持っていて不安感もありません。
ポケットにもカバンにも、ウエストポーチのような小さめのカバンにも入るサイズ感も魅力。
写真では私が読みやすいなと思うサイズに記事を拡大しています。これくらいの表示範囲を読むことになるので、頻繁な操作が必要になるのはデメリット。
電子雑誌はダブルタップで拡大されますが、それでは拡大率が足りずに逆の手を使ってピンチアウト操作をしなければなりません。片手で読み続けるのはなかなか難しいという点は注意して欲しいところです。
7インチタブレット

7インチはギリギリズボンのバックポケットに入る大きさです。少しはみ出しますが。
カバンには当然入りますが、小さめのカバンの場合はカバンの形状次第では入れるのが難しい場合もあると思います。
ハードカバーの本程度のサイズ感なので、手にあまるほど大きい訳でもありません。家の中や、通勤などあちこち持ち歩いてもちょうどいいサイズ感です。
読むときには拡大操作は必要ですが、ダブルタップの拡大で事足りるケースがほとんど。気になる箇所を大きく拡大するときになどたまに両手を使って操作すれば、片手で読むことも十分できます。
満員電車の中で読んでも大き目のスマホくらいのサイズなので、バックからも取り出しやすく、人に当たりそうで読めないということもありません。
個人的にはベストサイズです。
10インチタブレット

10インチはやっぱり大きいですね。
写真は片手で持っていますが、手にあまる大きさ故にバランスが悪くて疲れます。持った手は机の上や足の上などに置くことになるかと。
読んでいる感覚は多少拡大するものの、紙雑誌と大差ありません。
机や脚の上など目線から遠い場所に置いて読むことが多いため、大き目に拡大しなければならないことが思わぬウィークポイントです。
読むのにも取り出すのにもスペースをとるため、満員電車の中では場所や込み具合によっては不便を感じることになると思います。
一方で、自宅でリラックスして読むのには快適な大きさ。片手では操作しづらですが、自宅で両手で読むならば何ら支障はないでしょう。
紙雑誌(物理雑誌)

改めて紙雑誌ではどうなるか比較で持ってみました。
雑誌はベットの上や机の上に広げて読むことの方が多いと思いますが、片手で持つとするとこうなりますよね。
立ったまま読むときも当然、両手でしょう。
一方で電子書籍・電子雑誌は、立っていても座っていても片手で読めるし、電気を消した寝室の暗い中でも読めるというのは強いメリット。何冊でも容量やパケット代が許す限り持ち歩けるし、買いに行く手間さえありません。
パっと旅に飛び出したとしても、行く先々の空き時間で楽しめるというのは想像以上に便利。本屋がない、でも手持ちの本が読み終わってヒマ。なんてことがないんですから。
重さの比較

最後は重さの比較です。
紙雑誌は雑誌にもよりますが、手元の雑誌では200~350g程度でした。
スマホは150g、7インチ250g、10インチ500gです。
これ、fire HD 10が特段重い訳ではありません。iPadだって500g前後ですし、HUAWEIの10インチタブレットでも500gです。
紙の種類や大きさ様々なので一概には言えませんが、新書本が200~300g、ハードカバーで500g前後というとイメージできるでしょうか。
10インチはハードカバーと違って雑誌なみの大きさがあるため、より持ちにくい状況になっています。自宅で読む、動画を見る、絵を描くなど10インチならではのメリットは多々ありますが、こと電子書籍・電子雑誌に特化すると、
持ち歩きと電車内などでの長時間の立ち読みなど、やはり10インチは不利に
なってきます。
一方でバランスが良いのが7インチ。新書本ほどの大きさで新書本程度の重さ。
どこでも読みやすい理由が今回調べてみて自分でも納得できました。
結局メインが7インチになるのも当然ですね。
一方で、7インチのデメリットは端末ラインナップの少なさ。スマホは5インチ、タブレットは10インチという既成概念ができちゃっているためか、各メーカーラインナップが少ない上にモデルチェンジの頻度も低い。FHDのモデルともなるとさらに選択肢は絞られます。
今回ご紹介した「MediaPad T2 7.0 Pro」も非常に気に入っているのですが、若干動作が重いので、性能の良いモデルが出ればいつか買い替えたいと思っています。
でも、その候補がなかなか現れないんですよね。。
まとめ
今回は、電子書籍・電子雑誌を読みやすいスマホ・タブレットを検証してきました。
私の結論は、
7インチタブレットを専用機として持つ!
でした。
余裕があるなら、10インチタブレットを自宅用に置いておいても良いでしょう。ですが、読みかけの本のデータは7インチに入っているでしょうから、結局自宅でも7インチを使って読むようになっちゃうんですよね。
7インチを買うなら、価格と性能のバランスが取れているHUAWEI MediaPad T2 7.0 Proはおススメできます。実売2万円前後で家電量販店やネット通販で買えますから、iPadを買うよりは断然安い。
私は楽天モバイルの格安データプラン(月額1,000円弱)を組み合わせていますが、自宅Wifiでダウンロードしておいて、使うということもできます。
店頭にあればFHDとHDで、文字を小さく表示させて見比べてみてくださいね。
私はFHDをおすすめしておきます。
イチオシ記事!!
自動車雑誌に掛けるお金、損しているかも?
たった毎月1冊買うお金で何冊も読める方法があるのにもったいない!
ということで、私も使っている雑誌読み放題サービス、どれがベストか比較しました。
知っておいて損なし!
>> 雑誌読み放題サービス比較!クルマ好きへのおススメはどれ?