ハンコン用おすすめプレイシート人気8選を比較!【2019年最新版】

これまで3回にわたりレースシムや周辺機器の特集をおこなってきましたが、その最終回として今回はプレイシートについて取り上げます。
プレイシートとは、レースゲーム用のハンドルコントローラーを取り付けるための専用シートのことです。
イベントなどで試遊台を使ってプレイしたことはありますか?製品によっては、あの環境とほぼ同じもので遊べるということです。これは魅力的ですよね。
それでは、見ていくことにしましょう。
Contents
プレイシート選びのポイント
まずはプレイシートを選ぶ上で重要なポイントを挙げていきます。
折り畳み可否
プレイシートはこれまで取り上げてきたゲーミングデバイスの中でも、もっとも大きな部類に入る製品です。
大きさを写真で見ただけで「ウチのリビングには無理かも…」と思われる方も少なからずいらっしゃるでしょう。
ところが、そのような心配を解消してくれるような折り畳み式の製品も中には存在します。しっかり事前に調べた上で購入したいものですね。
ハンドル台の支持方法(1本or2本)
ハンドル台の支持方法については、1本足タイプのものと2本足タイプのものがあります。
シムで2ペダル(ATやDCTなど)を選ぶことが多い場合は1本足タイプでもさほど不満はありませんが、問題はMTを選ぶ場合です。ヒール&トゥを多用する場面が出てくるので、足の部分がどうしても邪魔になってしまいます。
正確なペダルワークをおこないたいというこだわりがあるならば、ここは2本足タイプを選ぶのが無難でしょう。
剛性
ここがもっとも重要な部分です。体をきっちりとサポートすることはもちろんですが、ハンコンなどのデバイスもガタつきが起こらないことが正確な操作を行う上で大切になります。
プレイシートは、言ってしまえばフォーミュラなどにおけるモノコックの部分に相当するもの。ガタつきはプレイをする上では邪魔なものでしかないので、シェル全体がしっかりと強度や剛性が保たれていることが望ましいです。
ドライビングポジション
ドライビングポジションも重要な要素となります。ディスプレイを机やテーブルなどに置いて事務用の椅子や座椅子などで腰を掛けてもプレイは可能ですが、やはりリアルさが足りません。
これらは例えるならば、軽トラックに乗っているようなポジションですね。
プレイシートの中にはGTカーのようなハコ車のポジションを再現したものと、さらに低く寝たような感じに座れるフォーミュラ風のものがあるので、予算と好みで選ぶと良いでしょう。
ちなみに両方をひとつで再現できる製品もあるので、そちらも要チェックです。
取り付け方法
そして気になるのが、デバイスの取り付け方法です。ハンコンの固定は、多くのものがクランプ式を採用しています。ペダルも固定は可能で、激しいステアリング・ペダルワークにも十分対応しています。
最近はパドルシフトが付いているハンコンがほとんどですが、中にはシフターを使いたいというこだわりのユーザーも存在するでしょう。シフターは取付けできるのか、付けられるとするならば右か左か…こういったことも調べる必要があります。
またシート自体やハンコンのチルトなど、自分の体形に合わせて調整できる部分がどれくらいあるのかといったことも重要です。
プレイシート比較8選!
Next Level Racing
2009年に設立されたレースシム用ゲーミングデバイスのブランドが「Next Level Racing」です。まだまだ若いブランドですがオーストラリア防衛軍やブリストル大学航空宇宙工学科の認可を受けており、信頼性の高い製品ラインナップとなっています。
GTultimate V2
Next Level Racingの製品の中でもハイエンドに位置するのが「GTultimate V2」です。
ホイールスタンドとシートがセットになったもので、快適なプレイ環境を提供しています。レッドブル・レーシングに所属し「マッド・マイク」の異名を持つドリフトドライバー、マイク・ウィデット氏なども使用しているということから、その機能性の高さは言わずもがなといったところでしょう。
ホイールスタンドの位置や高さ、シートポジションなどは個別に調整が可能。自分に合ったドライビングポジションが容易に見つけられます。
ただしシートについては調整機構がオプションになる点に注意が必要です。ホイールスタンドについては折り畳みが可能なので、使わない時はシートのみでリラックスしたり映画を楽しむこともできますよ。
F-GT
レースが好きな方の中には、ハコ車もフォーミュラも両方興味があるという方が実は多く存在します。そういった方は、レースシムもさまざまなものを選ぶことでしょう。
そうなってくると、やはり気になるのがシートのポジション。フォーミュラはハコ車よりもシートポジションが低いので、目線なども違ってきます。しかしこれまで、フォーミュラのポジションを再現できるプレイシートはなかなかないのが現状でした。
そういった問題を解決してくれるのが「F-GT」です。こちらは1台でハコ車のポジションもフォーミュラのポジションも選択できる、まさに優れモノ。ポジション変更は10分足らずで完了するお手軽さなので、その日の気分でプレイが可能です。
GTtrack
Next Level Racing製品の中でも上級部類に入るモデルが「GTtrack」です。
このモデルの特徴は、何と言っても調整機構の多さにあります。ざっと挙げるだけでも、ステアリングの角度や高さ、ペダルの角度や距離、シフターやサイドブレーキレバーの距離、シートのリクライニングやスライドなどなど。
プロドライバーやEスポーツのドライバーなどの意見を積極的に取り入れた、現時点でもっともバランスの取れたモデルと言えるのではないでしょうか。迷ったら、まずこれを検討してみると良いかもしれませんね。
Playseat
オランダに本拠地を置く、レースシム用のゲーミングデバイスを多くリリースしているブランドがPlayseatです。プロドライバーも使用するなど実力は折り紙付きで、最近ではF1のアストンマーティン・レッドブル・レーシングとコラボレーションした製品を展開しています。
Evolution
プロドライバーもシミュレーター用で使用しているという、ファンであるならば思わず魅力的に思えるモデルが「Evolution」です。
調整機構はステアリングの高さとペダル位置のみというシンプルなものですが、これらはそれぞれ無段階でポジション決めが可能となっているのが特徴となります。
ハンコンのステーは1本足タイプですが、取り付け位置を工夫することによりペダルワークの邪魔にならないようになっている点は嬉しいところ。
シートはビニールレザーが基本ですが、アルカンターラ仕上げのものも用意されています。
Revolution
「コンパクトなものが良いけれど、ペダル操作の邪魔にならないモデルが欲しい…」そういった声に対応しているのが、Revolutionです。
ハンコンのホルダー支点をシート側にすることにより、ストレスフリーなペダル操作が可能となっています。
またハンコンのポジション調整はよくあるネジ式のものではなく、レバータイプのものを採用。シートに座ったままで調整が簡単にできるのもトピックです。
F1
『F1 2018』など、F1に的を絞ったレースシムは強い人気を誇っています。そういったユーザーにとって従来のプレイシートはシートポジションが高く、リアリティに欠けるといった声が多く聞かれていました。
そういった悩みを解消してくれるモデルが「F1」です。その名のとおり、フォーミュラに代表されるオープンホイールのシートポジションを忠実に再現しています。
フレームのデザインもファッショナブルで、モダンなリビングとの相性は抜群。もちろんステアリングの高さや角度、ペダルの角度調整も可能ですので、攻めたドライビングも楽しめます。
Challenge
「本格的にレースシムに取り組んでみたい。でも予算も部屋のスペースも限られている…」とお困りの方に是非おすすめしたいのが「Challenge」というモデルです。
このモデルの特徴は、折り畳みが可能であるということ。シートの高さが気になるところですが、ある程度調整は可能です。そのほかにもステアリングやペダルポジションの調整機構も備わっているので、ファーストステップとしては後悔しない選択と言えるでしょう。
ロッソモデロ
実車のスポーツマフラーや補強パーツをリリースする群馬の職人集団、ロッソモデロ。実はレースシム用のゲーミングデバイスも製造・販売しています。
実車を知り尽くしているからこそのこだわりが至るところに散りばめられ、徹底したリアリティが追及されているのが特徴です。
GTD-RS-SPORT
「コンパクトでも、剛性が高く本格的なものが欲しい!」という方には「GTD-RS-SPORT」という選択肢があります。シートポジションが低いため、より遠くを見渡せ本格的なドライビング環境を構築することが可能です。
ただし気を付けなければならないのは、体型によっては足がハンコンのステーに当たってしまうという点。そこさえ気にならなければ、購入する価値は十分にあると言えるでしょう。
まとめ
レースシムの進化は、ゲーミングデバイスをも進化させていることが一連の特集でお分かり頂けたのではないでしょうか。
最近、2019年に開催される「いばらき国体」にて『グランツーリスモSPORT』がEスポーツ種目に採用されることが決定しました。スポーツとして認知されつつあるレースシム、これらのデバイスを積極的に活用して腕を磨けばアスリートの仲間入りも夢物語ではないかもしれないですね。
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