CX-8購入後初回レビュー!

マツダCX-8を2017年12月に納車した我が家。購入から約2,000km超を走りましたので、感想をレポートします!
CX-8の試乗記は、プロの自動車評論家の方々がさまざま公開しています。今回の記事ではプロとはまた違った所有者ならではの視点、細かなポイントを中心としてご紹介していきたいと思います。
長文となったため、目次からピックアップして読んで頂くのも便利です。
Contents
概要紹介
まずは購入したクルマの概要から。
グレード: XD PROACTIVE AWD
メーカーオプション:BOSEサウンドシステム、360°ビュー・モニター、CD/DVD/TV
売れ筋グレードにAWDという組み合わせ。関東中心部の住宅街は狭い道や駐車場も多く、妻も運転することを考えて360°ビュー・モニターを付けています。
これまでに走ったルートは、高速道路、市街地、郊外路、とワインディング以外はまんべんなく走ったことになります。神奈川から福岡までの往復2,200kmで、ロングドライブでのGT性能もチェックしましたよ!
快適性
シート
1列目シートは座面も背もたれも十二分なサイズが確保されていて、柔らかすぎずしっとりとしたクッション。15時間のドライブでもシートによる疲れは感じませんでした。
優秀っ!
脇の下までのサイドサポートが割としっかり作ってあることが気に入っています。パワーシートはかなり細かくシートポジションが設定できて満足。
助手席はパワーシートではないですが、仮眠のときに倒したりすることを考えると、手動でパタッと倒せることのメリットも大きいですね。
2列目も十分な広さ。背もたれもしっかりしていますし、膝周りも十二分です。
2列目中央に大人が座るのは、短距離でないと厳しいですね。座面が少し高いこともあり、不自然な感じになります。あくまで緊急用かな。年長の次男であれば問題はありません。
3列目も子供には十分広く、小学3年生を乗せると「広ーい!」と喜んだほど。
2列目の背もたれが大きく作ってある分、3列目に座った子供にとっては視界が悪いみたい。3列目からでも子供にDVDや映画などを見せたい場合には、天井に吊り下げるタイプのディスプレイが必要です。
乗り心地
とにかくフラット。すこしキツめのカーブではロールはするけれど、減衰が適切なのかグラっとこない自然なフィール。
路面の凹凸を感じないしなやかさがありますが、不安なフワフワ感は感じません。
高速道路の長距離では疲れない乗り心地で満足度は高かったです。
逆に極低速だと路面の凸凹は拾います。気にならないレベルですが。
静かさ
前評判通り静かです。
ミニバンからするとワンランク上の静かさがあります。
高速道路の追い越し車線の流れに乗っても、風切り音はほとんど感じません。
ロードノイズもかなり抑えてありますが、これまた無音なわけではありません。たぶん室内で音が反響することを抑えてあるんでしょうか。音はするけど、うるさく感じないんです。
特に人の声を邪魔しないように調整されていて、前評判通り3列目とも無理なく普通の声で会話できます。一般道はもちろん、高速道路でもこの静かさが保たれているのは驚きでした。
エンジン音については後述。
走り
ハンドル
少し太めのハンドルで、シボ加工のない滑らかな表面。サラサラしています。
駐車場や街乗りでの操作感は軽く感じました。もちょっと重くても良い気もするけど、好みかも。
高速では少し重くなっているような…。可変アシストなのかな…?
直進性はやたらに高く感じるので、ハンドルが軽いことによるネックは特に感じませんでした。
応答がダルいとか、敏感過ぎるとは特に感じず、優秀な「普通」だと思いました。クイックなスポーティーさはないけど、車の性格に合っているんじゃないでしょうか。
アクセル、ブレーキペダル
ペダル位置は、こだわっているだけあって不満なし。
ブレーキフィールもリニアでコントローラブル。
逆の言い方をすると、初期からガツンと効くようなタイプではないです。絶対的な制動力は試していません。
私は左足も使う派。小さめのペダルですが左足でも違和感なく使えました。
アクセルのオルガンペダルはいいですね。微調整もしやすいし、長時間乗ったときのスネやふくらはぎの疲れがグっと減りました。
ま、、説明書には「慣れない左足ブレーキはダメ」と書いてありましたね(笑) 十数年左足ブレーキなので、許してもらえるのだろうか。。
エンジン
◇音
アイドリング音が意外とするなと思いました。しかし、ディーゼル感は少なく、とくにカラカラ音は皆無。V6のクラウンのような静かさを想像するとガッカリするかも。
走り出してからもちゃんとエンジンの音はします。速度域が上がるにつれてロードノイズが勝り、気にならなくなります。しかし、絶対的な音の大きさは小さいのでご心配なく。不快な音でもありません。
そういえばターボの加給音もしないですね。
◇パワー
まだ、3,000回転程度までの常用域しか試してません。
7名乗車(3名は子供)でも、2,000回転でかったるさなく走れています。
アクセルの微調整に対しても十分素直についてきます。先代CX-5では、中低速域でアクセル操作に対してターボの効きの遅れや過反応があったそうですが、CX-8ではそういう印象は受けませんでした。CX-8で投入された種々の改良が効いているってことなんでしょうね。
ミッション
SKYACTIV-DRIVE、いいですね!
シフトショックもなく、終始なめらかに走れます。ほぼトルコンの滑りを感じないのになめらか。かなり気に入りました。。
シフトダウンのブリッピングも軽やか。シフトレバーの+/-が、マイナスが進行方向側なのが競技車っぽくて、気持ちがノリます。(^^)
ギアの選択に不満がないため、ディーゼルエンジンはエンジンブレーキがあまり効かないこともあって、あまりマニュアル操作したくなる場面が出てこないですが…。
積載
トランク
7名乗車だとやっぱり少なめ。
小物が多い分には床下に結構入れられます。
私の場合はBOSEのウーファーがあるので容量半減していますが、ウーファーなければ結構使えそうだなと思いました。
5名乗車だと荷室の浅さが気になりますね。私には十分ですが、使い方によっては不足を感じるかもしれません。
小物収納
購入前からわかっていたことですが、、小物入れは少ないです。
運転席周りにあと少し欲しかったなぁと思いますね。サイドポケットは深みが少ないし、大き目なものはセンターコンソール位しか入れるところないです。
2列目も我が家のベンチシート仕様だとシートバックのポケットくらいしかないですからね…。
ミニバンやコンパクトカーなどの小物入れ満載仕様のクルマからの乗り換えだと、不満に感じると思います。
もっとも、生活感の少ないCX-8を選んだ時点で、覚悟が必要なのかも?しれないですねw
機能性
360°モニタ
モニタ自体はありがたいけど、ナビ画面が小さすぎてわかりにくく感じます。。
CX-8に限ったことではないですが、この手の装置はアラームの音が気になり過ぎ、自分の車体感覚に自信を持てなくなっちゃいます。
ビビッている位がちょうどいいのかもしれないですけどね。。
電動サイドブレーキ
オートホールドめちゃ便利。長い信号待ちなどでブレーキから足を離してリラックスすることができます。たびたび渋滞に遭遇しましたが、地味に楽ができてスコブル便利です。
エンジン掛ける度に設定しないとオートホールドは有効にならない仕様で若干面倒な気もしますが、安全上の配慮なのでしょうから仕方なしかな。
アダプティブクルーズコントロール(MRCC)
MRCC、いわゆる前車追従クルーズコントロールですが便利です!
違和感のない加減速です。
ブレーキランプは見ていないようで、車間距離で制御しているみたい。そのため遠くでブレーキランプが付いても、近づくまで加速し続けるところは慣れないとヒヤっとしますね。
車間距離の調整は現実的な車間からゆとりのある車間まで選択できるので不満はありませんでした。
設定速度が115km/h以上も選べるので、将来的な速度上限緩和に対応できるのは嬉しかったです。
レーンキープアシストシステム(LKAS)
設定を一番敏感にすると、ほぼ自動運転間隔でハンドル操作してくれます。
軽く握っておけば車線の中央を維持してくれます。高速道路のそこそこ急なカーブくらいではロストせずに維持してくれました。
私勘違いしていたんですが、MRCCが設定していなくてもLKASは有効になるんですね。60km/h以上で白線が認識できていれば、有効になります。
オプションの感想
ラゲッジトレイ(ハードタイプ)
質感は悪くない。上質というほどでもないが、ちゃちでもない。
でも滑る。
ソフトでもよかったかなぁとは思います。
汚れや少しの水気には強いのはいいかな。トレイ形状になっているから流れないし。
ステアリングシフトスイッチ
いらなかったかも…。
エンブレの弱いディーゼルエンジンは、速度調整にシフトダウンが使いづらく
そんなに頻繁に出番がない。。
これなら、シフトレバー側で十分。
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