自動車レースのマンガまとめ

カーレースが題材のマンガを集めました。
近年のカーレースと言えば「頭文字D」が有名ですが、その他にも名作はあります!
2000年前後以降の、比較的新しい作品を中心にご紹介していきます。
Contents
連載中
MFゴースト(しげの秀一)
2017年〜
公道レースをテーマにした「頭文字D」の流れをくんだ、しげの秀一最新作。
電気自動車や燃料電池車が普及した近未来を舞台に、今回は閉鎖した公道で行われる合法なレースで争います。
国産スポーツカーで争われた頭文字Dと異なり、ヨーロッパ車を中心とした海外勢も活躍。
主人公は、19歳で容姿端麗、無口。非力なトヨタ86で戦う、という構成はお約束。
天才的なテクニックを武器にライバル達と戦います。
作品はまだ始まったばかり。今後の展開に期待です!
湾岸ミッドナイト(楠みちはる)
私の一押し!!
首都高速での公道バトルをテーマにしたマンガ。
非常に長く連載されていて、現在はサイドストーリーが展開されています。
- 湾岸ミッドナイト(第1作)全42巻
- 湾岸ミッドナイト C1ランナー(第2作)全12巻
- 銀灰のスピードスター(第3作)全2巻
- 首都高SPL -銀灰のSPEEDSTER-(第4作)
公道レースそのものだけでなく、公道レースに関わるドライバーやチューナーの人生観や価値観などが色濃く描かれていて、濃い話になっています。
大人になり、自分の人生や生き様と照らし合わせて読むとまた違った側面が見えてきます。一方でクルマに関係ない会話の部分も多いため、子供が読むとつまらなく感じるかもしれません。
大人の漢向けの味わい深い作品です。
ゼロエンジェル ~爽碧の堕天使~(麻宮騎亜)
2016年~
続いてこちらも女性ドライバーが主人公のマンガ。しかも女子高生という設定。
こちらは女子高生にしてプロドライバー、かつモデル業もこなす天才系の主人公。新車のWRX STIを買って少しずつ改造しながら走っていくわけですが、このあたりも「オーバーレブ!」とは異なる設定ですね。
プロドライバーではあるんですが、公道バトルが話の中心となります。色々と主人公にバトルの申し込みが来て、それを受けて立つことで物語が進んでいくわけです。
ギャルものというか女子が全面に出てくるので、好き嫌いが分かれる作品かもしれません。
連載終了
Capeta(曽田正人)
レーシングカートからフォーミュラーカーにステップアップしていく、モータースポーツのマンガです。
ひょんなことからレーシングカートに出会い、レースに魅了された少年。良きライバル達と切磋琢磨しながらレーシングスクール、フォーミュラーカーへとステップアップしていくお話です。
純粋なモータースポーツのマンガは意外と割合が少ないですから、Capetaは貴重なマンガだと思います。レースの部隊裏の話や、限界ギリギリでマシンをコントロールしながら頭を使って戦うドライバーから見える世界などが、臨場感溢れる描写で展開されています。
息子がレースの世界を体験するにはいい作品だと思い読ませてみたところ、小学3年生でも十分楽しそうに読んでくれました。
そこから息子がカートに興味をもったのは言うまでもありません(^^)
頭文字D(しげの秀一)
1995〜2013年
ご存知、走り屋同士の公道最速バトル。
豆腐屋の父の手伝いとしてAE86トレノで毎晩のように峠を走っていた主人公。早く仕事を終わらせたい気持ちと、豆腐を壊さないように走る制限から、天才的なドライビングテクニックが育まれます。
ひょんなことから、走り屋同士のバトルに巻き込まれることとなり、やがて関東最速を目指すことになるのでした。
迫力のある走行シーンと、一対一のバトルという分かりやすさ、が本作の大きな魅力。
連載は終了しましたが、主人公の藤原拓海は次作「MFゴースト」でも師匠という形で登場しますよ!
SS(東本昌平)
2000〜2003年
学生時代にラリーで活躍したが途中で夢をあきらめてしまった主人公。当時のナビゲーターとは決別してしまった。
往年の名車スタリオンのラリーカーと出会ったところから、物語が展開していきます。モータースポーツへの熱い思いを諦めきれない主人公は、若者たちが集まる夜の峠(箱根ターンパイク)を走ってにぎわせます。噂を聞きつけた当時のナビゲーターもそこに参戦してきて、熱いバトルが始まります。
夢を諦めてしまった気持ちを胸に秘めた大人たちの後悔や、未だ燃え尽きない気持ちが錯綜する本作。
大人にこそ見て欲しい作品です。
子供にはイマイチかもしれませんが、大人に読んで欲しい一冊!
オーバーレブ!(山口かつみ)
?~2004年
比較的珍しい女性ドライバーが主人公のマンガです。
ケガで陸上競技を諦めなければならなくなった女子高生の主人公が、ひょんなことから女性ドライバーのドリフト走行に魅せられることから物語は始まります。
話の主体は公道バトルなのはお約束ですが、天才系の主人公ではなく練習し成長していく姿が青春を感じさせます。初代MR2が愛車というのも、面白いセレクトですよね。
画風も少年漫画的で見やすいので、中学生くらいからは結構読みやすいんじゃないでしょうか。
スピードマスター(岸虎次郎)
2007年
小さな町の自動車屋の店主は腕はあるのにチューニングを引き受けない頑固なオヤジ。
見かねた娘は、チューニングも引き受けさせようとするけれど、それが街の有力な走り屋兼チューニングショップのオーナーの怒りを買う。
娘が因縁をつけられているシーンで助けに入った主人公は、確かなチューニングと運転技術をもっているとして、店に雇われるようになります。そこから店は活気を徐々に取り戻すようになるのですが…。
1冊読み切りで映画にもなった本作。しかしながら、人気があったわけでもないようで本自体があまり出回っていません。
もし古本屋などで見かけたらラッキーだと思って手に取ってみるのもいいですね。
その他
関連して、比較的最近のカーレースとは違う、クルマがある生活、カーライフをテーマにしたマンガもご紹介します。
ナニワトモアレ(南 勝久)
大阪環状線を走る「環状族」のお話。
ヤンキーマンガな側面もありますが、たしかな大阪環状線の走りの描写も魅力です。
ヤンキーマンガは好きではない私から見ても、この作品はストーリーも面白くハマって読んでしまう魅力がありますよ。
カーグラフィティJK(さきしまえのき)
普通自動車免許の取得年齢が16歳に引き下げられたという執念を感じる設定で、クルマと女子高生を絡めて話を進めるマンガですw
女子高生3人がカーレースというより「カートーク」を繰り広げるといったコメディ系のマンガです。カーライフよりですね。
カーグラフィティJK (1) (MFコミックス アライブシリーズ)
彼女のカレラ(麻宮騎亜)
ポルシェのカレラRSを父より受け継いだ主人公が、徐々にポルシェ好き&クルマ好きになっていく過程と人間模様を描くマンガです。
高級スポーツカーと女子という組み合わせがやたらとでてきます。続編が「彼女のカレラRS」ですが、さらにスピンオフという形で「ゼロエンジェル」へ続いていっています。
車上童(中島零)
クルマにとりついた物の怪「車上童(しゃじょうわらし)」と女子が、一緒に北海道へ旅をするお話。
旅の描写が細かく描かれていて、クルマでの気ままな旅がしたくなる一冊です。
まとめ
今回はカーレースがテーマのマンガをご紹介しました。
探してみると知らないマンガもありますね。ついついマンガを買い込んでしまいました。。
お気に入りの作品は見つかりましたか?
私はやっぱり湾岸ミッドナイトが外せません。落ち着いた大人っぽい、淡々とした話の進行が心地よく感じるんですよね。
最新作の続きにも期待です!
イチオシ記事!!
自動車雑誌に掛けるお金、損しているかも?
たった毎月1冊買うお金で何冊も読める方法があるのにもったいない!
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