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フリード モデューロXの変更点まとめ

ホンダ車の純正部品を手掛ける、ホンダアクセス。そのホンダアクセスがチューニングを施したコンプリートカーとして販売されているのが「モデューロX」と呼ばれるものです。

2012年に初代N-BOXに設定されたのを皮切りに2015年にはN-ONEに、そして2016年にはステップワゴンにもラインナップされました。これらに続く第4弾のベース車として選ばれたのは、人気のスモールミニバンであるフリードです。このフリード モデューロX、ノーマルとどのように差別化されているのでしょうか。

さっそく詳しく見ていくことにしましょう。

パワーユニット、駆動系

まずは、動力の源となるパワーユニットからチェックしていきます。

この フリード モデューロXはノーマルモデルと同様、人気のハイブリッド車とガソリン車で構成されているのがポイント です。ちなみにモデューロXシリーズでハイブリッドモデルがラインナップされるのは、このフリードが初となります。

それでは、スペックを見てみましょう。まずハイブリッド車からです。

エンジン 直列4気筒DOHC+モーター
排気量 1,496cc
エンジン最高出力 110PS/6,000rpm
エンジン最大トルク 13.7kgf・m/5,000rpm
モーター最高出力 29.5PS/1,313-2,000rpm
モーター最大トルク 16.3kgf・m/0-1,313rpm
トランスミッション 7速DCT

 

次に、ガソリン車もチェックしておきましょう。

エンジン 直列4気筒DOHC
排気量 1,496cc
エンジン最高出力 131PS/6,600rpm
エンジン最大トルク 15.8kgf・m/4,600rpm
トランスミッション CVT

 

…勘のいい方はすでにお気づきかもしれませんが、実はこのスペックはノーマルとまったく変わりありません

それはなぜなのかと言うと、このクルマの目指す方向性に秘密が隠されています。

コンセプトはズバリ「エモーショナル ツアラー」。元々燃費性能はもちろんですがトルク・出力特性にも優れたパワーユニットであるため、 いたずらに高出力を求めるのではなく全体とのバランスを考慮した仕上がりとなっている のです。

ここはいかにも「メーカー直系チューニング」らしいクルマづくりと言えますね。

ボディ、足回り

このフリード モデューロXのもっとも注目すべき点は大きく分けてふたつあるのですが、そのひとつとして挙げられるのが足回りです。

旋回時のクルマの姿勢やタイヤの接地性を最適化することに注力し、ショックアブソーバーの内部構造やオイルなどの見直しが図られています。

イメージしたのは、世界一過酷なサーキットとも言われるドイツ・ニュルブルクリンク周辺のカントリーロード。路面のざらつきや凹凸の多い路面でも的確なインフォメーションをドライバーに伝え、かつパッセンジャーが快適な移動を楽しめるというところはクルマ好きなら誰もが興味を抱く部分ではないでしょうか。

そしてクルマ全体の姿勢は、スプリングで制御。このスプリングはノーマルと同じ全長で、車高もノーマルと変わりません。しかし乗り味に明らかに芯が通っており、きれいな弱アンダーステアを描きながらコーナリングしていく様子は「ローダウン=運動性能の向上」とは一概に言えないことを示してくれます。

こういった細かいセッティングができる点も、自動車メーカー系だからこそと言えるでしょう。

エクステリア

そしてもうひとつ注目すべきは、エクステリアのデザインです。

ノーマルモデルより押し出し感は強いですが威圧するというほどでもなく、全体的に均衡の取れたクリーンなフィニッシュとなっているのがわかります。

しかし見た目だけで終わらないのがこのモデューロX、すべてにおいて意味のあるパーツ構成となっているのです。

まずフロントセクションは積極的にフロア下へ空気を流し込み、前後のリフトバランスを整えています。これは近年のSUPER GTマシンなどでもよく見られるもので、高い直進安定性を確保するための効率的な手段と言えるでしょう。さらにはリアのロアスカートによって、4輪の接地バランスを最適化。サイドのロアスカートも前後にきれいに空気を流す役目を果たしながら、同時に高いドレスアップ効果を発揮しています。

ちなみにこのクルマはタイヤがノーマルと同一銘柄ですが、ノーマルとはまったく異なるハンドリング特性を示しているのが特徴です。これは先述したサスペンション類の変更の効果も当然ありますが、 吸い付くように走る安心感はこのエアロパーツの変更によるウェイトも高い と言えます。アウトバーン仕込みというこのエアロパーツ、まさに「体感できる高性能」と表現できるでしょう。

インテリア

では、インテリアはどうでしょうか。こちらもエクステリアと同様、質の高さが特徴となっています。

まず水平基調で視界の広さを感じさせるインパネにはピアノブラックの装飾が取り入れられ、全体を引き締めているのが目を引く部分です。ノーマルモデルが温かみがあるのに対し、モデューロXはシックでクールな印象を抱かせます。またステアリングもノーマルと形状こそ変わりありませんが、本革巻きを採用。手に吸い付くように馴染むスムーズな仕上がりは、ドライビングの愉しさを引き立てるのにもひと役買っています。

そして次に注目したいのは、シートのフィニッシュです。

レザーのような肌触りを持つプライムスムースとファブリックのコンビとなっており、こちらも上質な空間を作り上げるのに貢献しています。とかくこのようなスポーティなモデルは内装が黒一辺倒になってファミリー受けがいまいちという評価がありがちですが、このクルマの場合はブラックとモカの色づかいが絶妙でインテリアの良いアクセントとなっている点は見逃せません。

専用オプション

通常オプション扱いされるほとんどのアイテムが標準で備わっている、フリード モデューロX。唯一専用アイテムとして用意されているのが、Gathersの9インチ プレミアムインターナビです。

プラス219,240円と決して安くはありませんが、ナビ連動&駐車時録画機能付きのドライブレコーダーやUSBジャックが付属してくることを考えるとお買い得感が非常に強いと言えるのではないでしょうか。

また起動時には専用オープニング画面が表示されるなど、芸の細かさもまた魅力的。特別なクルマを所有しているという満足感を、ここでも味わうことができます。

価格

それでは最後に、価格を見ていきましょう。前述の通りこのクルマには通常のガソリン車とハイブリッド車が用意されており、それぞれ6人乗りと7人乗りが選択できるようになっています。

グレード 6人乗り 7人乗り
ModuloX Honda SENSING 2,830,680円 2,852,280円
HYBRID ModuloX Honda SENSING 3,130,920円 3,152,520円

まとめ

今やホンダの走りのモデルを代表するまでに成長した、モデューロX。ホンダがこれまでに培ったモータースポーツでの経験はもちろん、過酷な一般公道の走り込みから得たデータをフィードバックして通常のモデルでは実現できなかったさまざまなアイデアが盛り込まれていることが今回おわかり頂けたのではないでしょうか。

フリードの最大のライバルといえばトヨタ・シエンタが挙げられますが、シエンタにはトヨタのスポーツブランドである「GR」モデルが設定されていません。このあたりもフリードにアドバンテージがあると考えることができ、クルマ好きの注目は俄然フリードに集まっていると言っても過言ではありません。

価格的にはお世辞にもアフォーダブルではありませんが、 チューニング内容がわかる方には十分以上に納得できるクオリティを誇るフリード モデューロX。 メーカーチューニングならではの高い快適性とスポーティモデルならではの爽快感、どちらも手に入れたい欲張りなユーザーにおすすめですよ。

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