キッズ電動カートを初体験!お台場MEGA WEBのE-KART RIDE口コミ

長男にクルマに興味を持ってもらうべく、前々からやってみたいと本人が言っていたカートを体験させてみることにしました。
とはいえ、キッズカートを体験させてみるためにはどこで何をしたらいいのかチンプンカンプン。私自身、大学時代に友人達と数回カート場で遊んだ程度の経験しかありません。
今回の記事では、子供にレーシングカートを体験させる最初のステップとして最適な「電動カート」を体験させる方法について、体験談をもとにご紹介したいと思います。
子供にカートを体験させてみたかったわけ
長男は小学3年生で、カートレースに本格参戦するにはちょっと年齢が過ぎています。カートレースでトップ争いをしようとすると、親にも相応の覚悟や資金、人脈だって必要です。
長男にカートを体験してもらいたかったのは、そういうことでなく、モータースポーツってどういう世界なのか知ってもらいたかったというのが一番の理由です。
モータースポーツって、子供が走っているレースカーを見ても「クルマがかっこいい」で終わってしまって、ドライバーやメカニックの凄さというのは実感しにくいもの。実際にドライビングを体験していると、その見方も少なからず変わると思うんです。
クラスで一番という取り柄も少ない長男ですから、人と違った視点を持てるような経験を積ませてあけだいな、と。同じ学年でもカートを運転したことのある友達ってかなり限られると思うんですよね。
「人と違う体験」なら他にいくらでもありそうですが、私の提供できる選択肢の一つが「モータースポーツ」だったってわけです。
電動カートをオススメしたい理由
私の知る限り、モータースポーツに関する施設はあまり小綺麗と言えるところは少ないと思います。モーターショーやトップカテゴリのレースは華やかですが、最盛期を過ぎたモータースポーツの世界、特にアマチュアシーンは寂れてしまっているも場所も多いですね。
クルマ好きとしては寂しい気持ちになりますが。
息子がモータースポーツに触れるにあたって、最初は華やかな側面を体験してもらいたいなと思い、お台場にあるトヨタのクルマのテーマパーク「MEGA WEB」の電動カートを体験させてみることにしました。
電動カートは、音も静かで振動もなく、余計な恐怖感を持たずにスタートできます。
最高速度もきめ細やかに制御できて安心。
音もないので街中にこういったミニサーキットを作れるところもポイント高いです。騒音などの都合でどうしてもサーキットは交通の便の悪いところに位置しがちですからね。
MEGA WEBの電動カート体験はこんな感じ
概要
ということで、MEGA WEBの電動カート体験「e-kart ride(イーカートライド)」の体験をしてきましたのでレポしますね。
MEGA WEBでは以前より「ファンカートライド」というカート体験アトラクションがありました。
メンテナンスのため一時休館していましたが、2017年9月20日に晴れて再オープン。「日本初の電動カート体験」と銘打ってデビューしました。
「電動カート体験」と言うと簡単そうですが、ゴーカートのように即コースイン、ということはできません。子供一人で乗ることになりますし、最終的にはスピードだってゴーカートよりだいぶ速いです。
そのため、1回15分程度の初心者講習を2回受けてからはじめて走行体験という流れになっています。準備や入れ替えの時間もあるため30分で1コマとなっていました。
レッスンは予約して都度1回300円のチケットを支払う形式。
この「300円/15分」という価格。非常にリーズナブルです。走行体験まで含めて900円ですからね…。普通のレンタルカートだと1回で1,000円を簡単に超えるんじゃないでしょうか。このお値段は、親のデビューにとっても非常にありがたい設定なのです。
ヘルメット・パンツ・シューズは無料レンタルありなので、お出掛けの途中に寄っても、女の子の服装であってもなんとかなりそうです。
使用されるカートは世界でトップシェアを争うフランスのSODIKART社製。最高速度は約40km/hですが『e-kart ride』で体験できるのは最高約22km/hとのこと。写真は、ロビーに展示してある大人用の電動カート。スタッフの方の話では、なんと60km/hも出るそうですよ。
子供用のカートもよくできています。カウルのスタイリッシュのデザインは子供受けもいいですし、ロールバーや巻取り式のシートベルト、ペダルの位置調整機構など細部に渡って気配りがされています。並みのレンタルカートよりもパッと見のウケは良いこと請け合い。
初心者講習
初心者講習はまず座学からスタート。
基本的なルールやハンドル・アクセル・ブレーキのことを教わり、ヘルメット着用まで。5分程度でサクサクと進みます。
この時点で息子は終始ソワソワしていました。。無理もないですね!自分が子供の頃にこれを体験できたら、さぞ幸せだったろうと思います。うらやましい!
座学が終わればすぐにコースイン。
はじめはハンドルとブレーキの扱いかたから教わります。
止まったマシンに座った状態で、乗り降りの仕方の練習やハンドルやペダルの位置確認を行います。スタッフの方も2、3人いますので充実したレクチャーを受けられます!
次にスタッフの方がカートを押してあげて練習。子供達はカートの重いハンドルに悪戦苦闘していましたよ。
ギクシャクするのも最初だけ。すぐに慣れますけどね。
最終的には、自分でアクセルを踏みながらピットロードのような短い周回コースを回ります。歩くよりも遅い程度に制限された上で練習しますから、安全&安心。電動カートならではの制御ですね。
2回目の講習も同じように進みます。2回をクリアしてはじめて初心者走行の権利をもらえるわけですね。
走行体験
初心者講習が終わったらいよいよフルコースへのデビューです。
初心者講習のスタートが昼過ぎだったので、3回のコマを予約空きを見ながら進めても日が暮れてきてしまいました。この日は平日でしたが、休日だと1日で3回の講習を受け終わるのはなかなか時間がかかるかも。休日はオープン待ちの列もできるそうですから、早めに行って予約を取った方がよさそうです。平日がベストですね。
日暮れではありますが、LEDのヘッドライトやブレーキランプが子供心をくすぐっていましたよ。これも通常のレンタルカートにはない装備。かっこいいですね。
コースは一周160m、6コーナー があります。
ロビーからは最初の右コーナーと、2つのヘアピン、最終コーナーの4つを見ることができます。
肝心の長男の走りはというと…激遅ですw 私のDNAを引きずってしまっているんでしょうね。申し訳ないww
速度的にはブレーキを踏まなくても全てクリアできると思いますが、最初はその感覚が分からないんですね。15分のセクションのウチ、ラスト2、3ラップはアクセルべた踏みできてたかな。
息子が走ってる姿を見るのはなかなかもどかしいものがありますw
色々と教えてあげながらステップアップしてみたいですね。本人としてもドキドキしながら非常に興奮していたようで、次はエンジンのカートに乗ってみたい!とすぐに興味を示していました。これには夫婦ともにニッコリ。
まだまだ小さいながらもステップアップしていこうとする姿に、父親としてもなにかサポートしてあげたくなります。ということで、次はエンジンカートの体験をもくろむわけですが、それはまた別の記事でレポートしますね。
まとめ
今回はお台場「MEGA WEB」で体験できるキッズ電動カートの体験談をご紹介しました。
アクセスの良い場所にあって、都会的で洗練されていて、とっつき易い。子供のカートデビューにはもってこいの体験でした。子供の目にはモータースポーツの華やかさが印象付けられると思います。
実際にカートレースでステップアップしなくても、クルマに興味をもって人生を広げるきっかけになってくれることを願っています。
カートを体験すれば子供達とのクルマの会話も盛り上がること間違いなし!
ぜひ体験してみてくださいね。
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